あれもこれもと釣具を購入してしまい、釣行前に仕掛けやルアーが見つからない経験はないだろうか?今回は100均グッズでできる釣具屋さん風の道具整理術を紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・古谷健太)
釣り具の整理と収納
みなさんは釣具の整理と収納で悩んだことはないだろうか?
整理と収納の悩み
市販のタックルボックスはそれなりにサイズが大きく、部屋の中ではかさばることが多い。例えば「タチオウジギングセット」というようにタックルボックスを作っておけば、そのまま持っていけるという便利さはある。
しかし、私のような「雑食系釣り人」の場合、ターゲットごとにタックルボックスを用意すると、部屋の中は箱だらけに…。細かなものを探すにもボックスを開けて中をゴソゴソということになり不便である。

解決方法
そこで私が考えたのは、釣具屋さんの陳列棚を真似することである。何があるか一目で一覧できて、探し物がすぐに見つけられる。しかも、そのレイアウトを作る部品は100均グッズで揃ってしまうし、壁を利用した平面での整理術のため場所も取らないので、お手軽に試していただきたい。
準備するもの
まず、準備する100均グッズをご紹介する。
ワイヤーネット
部屋のスペースや、吊るす釣具の種類に合わせてお好みの大きさを準備してほしい。それなりの大きさのものが良いだろう。

ワイヤーラック
ひっかけることが困難な小物はワイヤーラックに収納しよう。

フック類
自分が作りたいレイアウトをイメージして、好みのフックを購入しよう。

セッティング
ピクチャーレールや両面テープの壁フックを利用。部屋にピクチャーレールがある場合には、そこにワイヤーネットを引っかけるだけで準備は完了。

レールがない場合は、両面テープの壁フックを用意すると、壁を傷つけないでいいだろう。ただし、耐荷重には注意が必要であるため、しっかりと確認しておこう。
筆者の収納例
次に具体的な収納例をご紹介したい。
ルアーを直接ワイヤーネットに掛ける
すでに箱から出してあるルアー類であれば、ルアーフックを直接ネットに引っかけるのが楽である。洗ったルアーなどを干すのにも便利である。

釣種ごとに仕掛けを分ける
フックを使って、エサ釣りの仕掛けを釣種ごとに分けてレイアウト。何があって、何がないか、一目瞭然だ。

ラックの使用方法
フックに引っかけられないラインのストックなどはラックに収納しよう。

S字フックでネットを繋げる
S字フックがあればネット同士を上下に繋ぐことができ、壁の下の方まで無駄なく収納スペースとして利用することができる。
総括
今回紹介した収納方法は、壁を利用するものであるが、これが自分の部屋の壁に飾っているとなかなか壮観である。是非とも皆さんでアレンジしてもらい、オリジナルの収納をして、自分の部屋に釣具をレイアウトしていただきたい。

<古谷健太/TSURINEWS・WEBライター>