夜釣りはもとより、キャンプなどで必携のヘッドランプ。今回は、代表的な3つの電池タイプ別に紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)
小型軽量ランプの利点
夜釣りで糸を結ぶ、エサを付けるなど手元作業で頭部などに装着するヘッドランプは非常にお役立ちのアイテムです。ただ、頭部などに装着する際、あまりに重たいものはズレ落ちたり、首に負担が大きくなったり、肩こりの原因にもなります。
そこで、オススメなのが大光量ではなくても、手元を照らしてくれ、そのうえで小型・軽量なタイプのヘッドランプです。今回紹介する、乾電池式、リチウム電池式、充電式の3タイプのヘッドランプはすべて、小型、軽量を優先して筆者が愛用しているライト類です。
リチウム電池式
古くからカメラ用のリチウム電池として発売されている「CR123A」などを使用するタイプです。

メリット
乾電池などに比べると遙かに小型で、容量も大きいため、半夜釣りなどの短時間釣行なら、数回から10回ほどは電池を交換する必要がありません。
電池自体が小型のため、必然的にライトそのものも小型化されています。また電池自体が軽いので、LEDライトとの組み合わせて軽量化にも成功しています。
デメリット
デメリットとしては、リチウム電池という特殊な電池を使用するため、緊急時に入手できないこともある点です。コンビニなどでも売られていますが、店頭に置いていない場合もよく見かけます。
特に電池の持ちが良いので、交換するのを忘れてしまうこともあり、忘れたころに電池が切れてしまうということもあります。できれば1個で良いので予備電池を常に持っておきたいところです。
乾電池式
電源に乾電池を使用するタイプは古くからあり、いろいろなものが発売されています。その中で、筆者がもっとも愛用しているのは、単三乾電池1本のみを使用するタイプです。

充電池の使用がおすすめ
ただし、2本、3本を使用するタイプに比べると、電池のも持ちはあまりよくありません。アルカリ乾電池を使うと長く持ちますが、それよりも筆者は、充電式の乾電池を数本、常に小型タッパーに入れて持参しています。充電式なら使い捨てではないので、常に充電した電池を揃えておくことが手間ではありません。
ちなみに乾電池式のライトは種類も多く、筆者の知る限りでは今回紹介した単三電池1本使用タイプがもっとも軽量で小型だと思いますが、ほかにも単四電池を使用するタイプなどもあり、いざというときのために自宅の道具ケースには置いてあります。

充電式バッテリー
最近、入手して頻繁に使用しているのが、小型デジカメなどにも使われている充電式バッテリーを利用したヘッドランプです。通常、電池を入れるスペースには四角いバッテリーが入っています。

私の持っているタイプは「ZEXUS・ZX-160X」という商品ですが、コンパクトデジカメに使用されているようなバッテリーで、充電はスマホにも使われているマイクロUSBを使って充電します。つまり、スマホと同じジャックなら、スマホを充電するコードで充電できます。さらにいうと、緊急時にはモバイルバッテリーで充電することもできるのがありがたいです。
デメリット
機種にあった特殊なバッテリーを使用するので、予備を持とうとすると乾電池のように代換え品があまりなく、費用が掛かります。なので、1回の釣りの最中に切れないよう、短時間の夜釣りに利用しています。
ちなみに筆者愛用のZX-160Xはバッテリーを設置するスペースに単四電池3本を入れても光りますが、基本的に予備の電池を使用する必要がある時には、電池式のライトを使用しています。あくまでも、短時間の使用で追加アイテムはなし、といった状況で使います。
最近は小型、軽量なヘッドランプもかなり進歩してきて、いろいろなアイテムが登場しています。釣り具ショップだけではなく、ホームセンターやアウトドアショップなどのライト類コーナーを時々見てみると、便利なアイテムが登場しているかもしれませんよ!
<松村計吾/TSURINEWS関西編集部>
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