ドローン活用した投げキス釣りで26.5cm大型本命【福井・岡津海岸】

9月12日の涼しい早朝の時間帯、良型が良く釣れる福井県岡津浜で投げキス釣り。「ドローン」を活用して良型キスを狙いました。

（アイキャッチ画像提供：WEBライター・田中省吾）

岡津海岸でキス釣り

9月12日早朝限定で、福井県小浜市の岡津海岸付近へ投げキス釣りに向かいました。釣り場までは小浜西ICより車で2分ほど。岡津漁港横の遊歩道を歩いて徒歩5分ほどです。

階段を下りて浜に出ます。

当日のタックルですが、竿はダイワのマスタライズキス405-27を使用。良型キスに狙いを絞り、仕掛けは「フジワラ」から発売されたばかりのコブラ針6、7号を試してみました。良型にアピールするためにのチモトにレジンとラメ糸の装飾を入れ、針数は3～4本で挑みます。

当日の状況

早朝5時前、暗い中釣り場に到着した時は霧雨が降っていましたが、釣り道具の用意をして浜に向けて歩き出した頃には雨は上がっていました。波高は0.2m程度。内湾なので、多少の悪天候時でも釣りは可能です。

岡津漁港から少し歩くため、釣り客が混雑することはありません。当日の潮回りは小潮から長潮へ変わっている状況。午前中は殆ど潮位に差はなく、潮の動きは緩慢でした。

良型キスを狙うために

ここではポイントを移動しながら探ります。樹木が大きくオーバーハングしているポイントなので仕掛けは短めにセッティング。

良型キスの場合は、いきなり食い込むことは稀で、グイグイと前アタリがあります。ここで慌ててアワセを入れてしまうと、キスはエサを吐き出します。ラインを送り込むようにステイさせていると、30秒程でエサをつついている感触があり、更に20秒程で竿が引き込まれると良型ゲットです。

本来なら連掛けを狙いたいところですが、ラインテンションを緩めると針が外れることが多くなるので、1匹1匹を丁寧に釣るのがコツです。

いきなり26.5cmキス

最初に入ったのは、早朝に良型が釣れることが多いポイント。釣行当日も1投目から幸先よくF地点で最長寸26.5cmが釣れ、2投目にはE地点で18、25、26cmの良型が3連でした。

その後は12～15cmの小型が続き、B・Cエリアに移動。しかしここでも小型がメインでした。

26.5cmの大型キスはこちら。

岩場付近で20cm超

午前8時すぎ小移動をしましたが、思ったような釣果は上がらず、A地点の岩場付近を探ることに致しました。

ここは海に浸かり歩いていく釣り客もいるほど、良型キスが狙える好ポイント。ただし、海の中に入ってのキャストが必要です。砂利浜で波は静かですが、5m付近からドン深になっていますので、安全の為ライフジャケットは必須となります。

岩場付近に仕掛けを落とすと、20cmオーバーが釣れだしました。

最終釣果

当日の釣果としては、最長寸26.5cm、20cmオーバーが5匹、12～18cmが20匹となりました。

やはり潮の流れに向かって回遊するキスに合わせて、小移動をする必要があります。また、エサ付けは針から1cm程度垂らして付けるのが一般的ですが、良型を釣る際にはアピール重視で大きめのエサを付け、針のチモトにレジンや夜光玉・ラメ糸等の装飾をつけると効果的です。

今後の展望

このポイントでは、春先～8月では小型キスが中心となりますが、9～11月の間は18～27cmの良型が平均20匹前後期待できます。落ちキスシーズンも爆釣はありませんが、安定して釣りが楽しめます。

陽が昇っても釣れ続くことがありますが、基本的に早朝の短期決戦型ポイントです。良型のアタリが止まったら思い切って場所移動も考えましょう。横の岡津港も水深がある為、昼過ぎても良型が狙えます。また、車を30分ほど走らせると、小浜港や難波江などの好ポイントもあります。

＜田中省吾／TSURINEWS・WEBライター＞

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