10月中下旬、埼玉県富士見市・さいたま市を流れるびん沼川へと釣行した。朝夕マヅメ時を狙って、短時間で多魚種の小物釣りを堪能できた。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・なおぱぱ)
びん沼川で小物釣り
全国イチに釣り人が集まると言われる「びん沼川」。年間6tクラスの多魚種の放流が行われており、相当に魚影が濃い川だ。びん沼川といえば多種多様に色々な魚種が遊んでくれて、釣師のタイプも様々にマルチに楽しめる川である。まさに淡水釣りがオールジャンルに楽しめる川といったところだ。

小物釣り用のタックル
80cmの小物ザオに、0.3号のラインをサオいっぱいに結び、タナゴ釣り用斜め通し親ウキ、小丸目印の順に付ける。極小ハリス止めにタナゴバリを付けて、親ウキはじわっとシモリバランスになるように板オモリで調整する。エサは野釣りグルテン、赤虫を用意した。
※釣れた魚をある程度まとめて撮影する場合や、観察してからのリリースの場合だと、生簀にポンプを入れておく配慮をしてあげることが大事。なので、即リリース以外の場合は、生簀とポンプの準備はタックルとして必須である。

朝マヅメにタナゴが7尾
10月19日(月)、朝マヅメにびん沼川へ到着して、久しぶりの同地なので状況確認。雨の影響だろうか少しだけ水が増えていて濁りもなく状態はよさそうだ。多魚種に短時間で遊んで貰おうと以前釣れたさいたま市側の実積場所へと入ることにした。
グルテンエサで1投目からアタリがあり、いきなりタイリクバラタナゴが登場。その後も立て続けにアタリがあり同種ばかりが7尾釣れた。

赤虫エサに多魚種がヒット

エサを赤虫にかえるとウキが豪快に沈みだす。手応え抜群なモロコが釣れた。

短時間で6魚種30匹
結果的にこの日は午前中3時間程度のんびりザオを出して遊んで、6魚種30匹と十分楽しめ、写真を撮ったらリリースして納竿した。このように小物釣りが安定して遊べる川なので、信頼度は高く好きなフィールドである。

攻めているポイントはカケアガリで水深30~50cmくらい。わりと水深がありボサ下の場所に仕掛けを入れるとアタリが常にある感じ。グルテンを使う場合は、小さく付けてアタリに集中するタナゴ希望で狙い、赤虫を使う場合は遅アワセで多魚種希望で遊んだ。

別日に夕マヅメ釣行
10月21日(水)、午後から時間ができたので夕マヅメの同地別ポイントに来てみると、小物釣師の割合が多い。釣果を聞くとやはり多魚種が釣れていて、中でもタナゴ希望の方々が多数。私もその一人。どうやら話によるとカネヒラも稀に釣れるようなのでぜひ出会いたい。
常連の皆さんとのんびりお話しながら攻めていると、釣れる小物にサイズ感がある。いつものシルバーカラー軍団も引きが強く楽しい。ウキも豪快に沈みタイリクバラタナゴ7cmクラスも交じり、楽しいの一言である。
カネヒラに遭遇
隣に常連さんが移動してきて、仕掛けを入れるとすぐになにやら騒いでいる。サオも曲がり楽しそうで見ていると、私には見慣れない魚である大型のカネヒラだった。
釣れる確率は相当低いらしいので、かなり厳しいだろうと思いながら釣っていると、20分後、ウキが豪快に消込んだので上げると、ついに、はじめましてなカネヒラが釣れてびっくり。もちろん写真を撮りしばし観察タイムと嬉しい時間である。

レア魚が偶然にも釣れてくれたことで満足できたので、納竿して気分よく帰宅である。同地は手軽に多魚種が釣れてくれて気軽に遊べて、時には『同地でのレア魚』が楽しめることが分かった。また時間を見つけて釣行したいと思う。
<なおぱぱ/TSURINEWS・WEBライター>
▼この釣り場についてびん沼川
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