釣り人なら誰しも行ってみたい世界遺産「知床」。冬は流氷に覆われるが、だからこそ短い期間を楽しむ釣り人のパラダイスだ。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・前島宣秀)
世界遺産『知床』で狙えるターゲット
知床のターゲットだが、通年では五目(ホッケ、青ゾイがメイン)、サクラマス、夏はブリ、シイラ、秋はシャケ、マイカ、カレイ、冬場はマダラ、オヒョウがメインターゲットである。冬場にはキングサーモンが釣れたこともある。

ウトロ港にあるオススメ船宿
ウトロ港より出船している乗合船の中から、情報量が豊富、腕も一流、数々のテレビにも出演している遊漁船を紹介する。

第八平成丸
第八平成丸船長の瀬川さんはホッキ漁師にして船長。潜水士として知床の海底を熟知している。また、フェイスブック、インスタもアップしており情報は豊富。要電話予約。
▼この釣り船について第八平成丸
出船場所:ウトロ港
牛若
牛若船長の小田切さんは組合長で、比較的大型船での釣行ができる。情報はメール配信している。要電話予約。
▼この釣り船について牛若
出船場所:ウトロ港
遠征の準備
次に遠征釣行の準備について紹介しよう。
服装
釣具よりまずは服装だ。舐めてかかってはいけない。ウトロ釣行では、春は5月まで、そして10月中旬以降は靴下を2枚履く用意をしてもらいたい。11月以降は防寒防水手袋が必須である。なぜなら凍傷になるからだ。ちなみに、夏は半袖釣行が可能だ。
仕掛け
用意する仕掛けは特殊だ。カラフル極まりない。詳しくは別の機会で紹介することとする。

北海道の釣具屋では自作アイテムを多数販売しているが、初めての場合、現地購入した方が「当たりカラー」が購入できるので安全だろう。
ジグについてだが、ブリ以外は基本赤金でのスロージギングと思って良いが、重さは釣行前に船長へ確認が必要だ。

知床の釣具店
ウトロ釣行時に役立つ釣具店を紹介する。
ブルーマリン(美幌)
地域で一番大きな専門店「ブルーマリン」。女満別空港から15分。
ブルーマリン
所在:北海道網走郡美幌町三橋町2丁目10-6
坂本ホーマー 斜里店(斜里)
坂本ホーマーではエサから釣具類全て販売している。また、防寒具なども幅広く販売しているホームセンター。
▼このホームセンターについて坂本ホーマー斜里店
所在:北海道斜里郡斜里町青葉町33−2
ミツバ(斜里)
ミツバ(ホームページなし)は、店主自作のシャケ釣り仕掛けがよく釣れていて大好評。知床の釣り情報に精通している。
▼この釣具店についてミツバ(斜里)
所在:北海道斜里郡斜里町朱円35
移動はレンタカーが基本
女満別空港からレンタカーが基本である。ウトロ漁港まで約1時間半、オホーツク海沿岸のドライブであるが、エゾシカ、キタキツネ等が突然出現するので要注意。

宿泊&コンビニ
ウトロ漁港近くにあるオススメの宿とコンビニを紹介する。
民宿:酋長の家
「民宿:酋長の家」は、ウトロ漁港目の前、釣り人も多数宿泊している。
ホテル:北こぶし知床ホテル&リゾート
「北こぶし知床ホテル&リゾート」はウトロ漁港目の前の高級ホテルだ。
コンビニ
セブンイレブン、セイコーマートとも24h営業では無いので注意。必要な物は前日に購入しよう。
釣り人の味方
飛行機に乗せられる重量は決まっているが、なんと釣行用のクーラー(氷入り)を無料貸出、釣果はプロが調理、真空パック、発送までおこなっている店がある。
・知床ジャーニー(所在:北海道斜里郡斜里町美咲20)
電話で釣行日とクーラーレンタルといえば準備してくれる。
<前島宣秀/TSURINEWS・WEBライター>
The post 世界遺産『知床』を釣る:遠征準備編 船・釣具調達・宿泊先はどうする? first appeared on TSURINEWS.