11月26日、大阪・高槻市の芥川マス釣り場へ出かけた。この日は食いが渋かったがフライで何とか6匹キャッチ。

ほかにエサ釣りも楽しめるので合わせて紹介したい。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・森宮清釣)

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芥川マス釣り場の特徴

夏のアユ釣りが終わると、各河川の上流部ではニジマスなどを釣らせてくれる、渓流魚の管理釣り場がオープンする。今回紹介する大阪・高槻市の芥川もその一つ。渓流域の河川を仕切ってニジマスを放流し、エサ釣りやルアー&フライフィッシングが楽しめるようになっているのだ。

自然渓流型の管理釣り場で気難しいニジマスに苦戦【芥川マス釣り場】
川を石で仕切って区画を設定(提供:WEBライター・森宮清釣)

今年は河川の状態が良くないとかで、釣り場となる範囲が狭くなっていた。従来の事務所前を直進した所にある橋の上下流は、現在釣りができない状態。

下流の橋から下流が釣り場となっていたが、出来立ての「ほやほや」と言うべきか、とてもきれいな釣り場で透明度の高い水が流れていて、泳ぐ魚たちが良く見え、河川敷ではバーベキューなども楽しめそうな釣り場だった。

自然渓流型の管理釣り場で気難しいニジマスに苦戦【芥川マス釣り場】
奥へ進むと日陰で寒い(提供:WEBライター・森宮清釣)

放流されるニジマスは食べ頃サイズの20cm前後に交じって、40cm以上のクラスを1匹加えて放流してくれる。

ビギナーはエサ釣りがおすすめ

釣り方はエサ釣り、ルアー&フライ。エサ釣りの場合はイクラが一番。他ではマグロの切り身、ミミズ、小魚類を使うと良く釣れるが、釣具店などで売っている人工エサ類はやや食いが落ちるようである。エサ釣りはビギナーの場合はウキ釣りがおすすめ。仕掛けが底近くを流れるように調節して流すと良い。

面白いのはミャク釣りだが、これは慣れないと釣りにならないことも起きるので、釣りに精通している人と一緒の時にトライすると良いだろう。

ウキ釣り仕掛けは竿が3.6~5.4m、道糸は1号に小さなオモリを付けて、ハリスは0.6~0.8号、ハリはマスバリやアマゴ用の7号程度、ウキは小さなピンポンウキで十分だが、必ず1本バリにしよう。

ミャク釣りの場合は5.4m前後の渓流竿がオススメ。道糸0.6~0.8号、ハリスは0.4~0.6号を30cmくらいの長さにして、ハリはマスバリやアマゴ用のハリがオススメ。

フライフィッシングで実釣

11月26日に現地へ出かけ、フライフィッシングを試してみたが、オープン間もない期間なので、エリアで泳ぐ魚は少なかった。半日分のニジマスを放流して頂いたものの、パイロットフライを3種類キャストしてもマッチするフライが見つからない有様。

仕方がないので予想できるマテリアルやカラーとフックサイズなど、いろいろ変更して必死のキャスト。1時間ほどしてようやくフライに飛びついてくれたのは抱卵した20cm弱のニジマスだった。

自然渓流型の管理釣り場で気難しいニジマスに苦戦【芥川マス釣り場】
足元が崩れるので一苦労(提供:WEBライター・森宮清釣)

マラブーに反応あり

このフライで釣れ出すのかと思ったが、フライが近付くとエスケープするニジマスが多いので、ウグイスカラーのマラブーに変更。途端に25cmくらいの元気印がヒット。釣り残しなのだろう、流れで力が付いているらしく、ランディングの難しい奴だった。

絵になるような大物がこないものかと、#10番フックのマラブーニンフ(ウェット)に変更して、18回目のキャストでインジケーターが大きく引かれた。慎重に寄せてはネットを差し出すが、ネットを叩く様に逃げる獲物、何回目かでやっとランディング成功し、全部で6匹の釣果で終了した。

<森宮清釣/TSURINEWS・WEBライター>

▼この釣り場について
芥川マス釣り場
所在地:大阪府高槻市

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