1月15日、三重県鳥羽市小浜港の丸安丸を利用しタイラバゲームへ。本命の良型マダイに加え、座布団級のヒラメも顔を出した当日の模様をレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・出口和弘)
丸安丸でタイラバ
昨年秋以降、好釣果にわいた三重県・鳥羽沖のタイラバで狙うマダイだが、12月29日以降に襲来した寒波と強風の日々で出船不可が続いた。好天を待ち望んだ1月15日、ようやく初釣りが実現した。
四日市から参戦の明松誠さんと伊藤雅志さん、私の3人で、定刻の午前7時に鳥羽市小浜港の丸安丸から出船。風波の穏やかな海面を20分ほど走り、大築海島北のポイントに到着した。
昨年はちぎれた黒ノリが海一面に漂い、いわゆる「ババ色ストレートネクタイ」が断然有利なカラーだったのだが、今季はオレンジ、レッド系以外はヒット率が低いとのこと。釣れたマダイの胃袋の内容物から、エビやカニがよく見られるので納得できる。
暮れに桃取水道で実績のあった細身オレンジストレートで開始して、私に最初のアタリがきた。まぎらわしい引きだったが、まずは良型のホウボウをゲット。
68cm良型マダイ浮上
続いて胴の間の伊藤さんが大きくサオを絞り込んで、慎重なやり取りの末に、57cmのきれいなマダイをゲットした。その後またしても伊藤さんにアタリがあって、今度はドラグを滑らせながら長~いやり取りで、68cmの良型をタモ入れした。いずれもオレンジネクタイだった。

76cm座布団ヒラメも
そして、この日まだマダイに恵まれない明松さんが、かなり重そうな引きにポンピングを繰り返し、ようやく姿を見せたのは文字通りの座布団ヒラメ。検寸の結果は仰天の76cmだった。

どうにも止まらない伊藤さんはヒットを連発。魚を浮かせた時にパラシュートアンカーにハリが1本掛かってしまったが、船長が素早く対応。
筆者も63cm良型確保
潮流が強くなってきたので、場所移動して今度は島の南へ。80~100gのシンカーを状況に合わせて取り替え、ようやく私にも良型のアタリがあって、63cmの色のいいマダイをゲットできた。

釣り座に余裕があったので、船長もサオを出してシーバスの87cm、84cmを釣り上げていた。釣果は船中マダイ15匹、ヒラメ1匹、ホウボウ5匹、シーバス2匹で、定刻の午後2時に帰港した。
<週刊つりニュース中部版 APC・出口和弘/TSURINEWS編>
▼この釣り船について丸安丸
この記事は『週刊つりニュース中部版』2021年2月5日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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