3月1日、いよいよ渓流が解禁になり、毎年通う岐阜県高山市の庄川上流へ向かった。ヤマメ17~23cmを12匹、ニジマス1匹を釣った釣行をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・大西實)
庄川で渓流ルアー
今年は雪が多いので朝早くは凍結が心配で、少し遅めの午前6時に家を出発。国道156号線を北進し、長良川を見ながら進んで白鳥インターから荘川インターまで高速を使い、8時すぎに到着した。
メインの荘川の里前に行くと、15人ぐらいの釣り人がサオを出しているので釣果を聞くと、そこそこ釣れているとのこと。しかし人が多く釣る場所がないので下流の牧戸橋の下へ行くが、ここも数人の釣り人がいる。

仕方なく御母衣ダムを北進して平瀬地区へ。途中荘川桜の駐車場の下で数人の釣り人を発見。どうもサクラマスを狙っているようだ。
それを横目で見ながら平瀬地区へ。放流場所には数人の釣り人。様子を聞くと、あまり釣れないとのことだ。車を止める所がないので、反対側の広場へ行こうと橋を渡ると、橋の下でエサ釣り師が入れ掛かりさせているのを発見した。
23cmヤマメヒット
慌てて車を止め、早々に用意をして河原へ向かう。途中雪だまりに足を取られ、四苦八苦しながら橋の下に到着。取りあえずエサ釣りの人に声をかけ、上流に入れてもらう。

同じ所に撃ち込んで流すが、反応がない。少し下流に投げ、少し沈めてからアクションを加えようとロッドを上げた瞬間、ドラグがジーッと鳴く。心地いい引きを楽しんで無事ネットイン。23cmの放流物のヤマメだ。同じ場所でしばし入れ掛かりを楽しんで、数匹キャッチ。
天然ヤマメキャッチ
少し下流の瀬肩へ移動し、少し重めにルアーを変更する。しかし、反応がない……。大岩の上のトロ場付近をルアーが通過し、ロッドを上げようとした時に浅場から魚影を確認。

サイドから同じ位置にくるようにルアーを流すとすぐにヒット。17cmのきれいなヒレピンのヤマメだった。

その後、下流へ200mほど釣り下り、3匹キャッチ。ここで昼食タイムとした。
移動&追釣でニジマスも登場
午後は大きく移動して荘川黒谷へ。しかし反応がないので、あちらこちらを探索する。放流場所付近で、ポツポツ数匹追加。
最後に支流の御手洗川へ。流れ込みの流芯で2匹ゲット。その内1匹は20cmのニジマスだった。釣果はヤマメ17~23cmを12匹、ニジマス1匹だった。
<週刊つりニュース中部版APC・大西實/TSURINEWS編>
▼この釣り場について庄川
問い合わせ:庄川漁協=05769(2)2014
この記事は『週刊つりニュース中部版』2021年3月19日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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