山梨県南都留郡富士河口湖町にある西湖へワカサギ釣行。メガサギの拾い釣りと群れの釣りを両方楽しみつつ、「1,117尾」と大釣りを達成できたのでレポートしよう。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

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西湖でワカサギ釣り

今回の船宿は西湖にある釣舟白根。同店ではボートでのワカサギ釣りが可能であり、この時期はヒメマスとワカサギを両方楽しむ釣り師が多い。こちらは優しい船頭さん、女将さんの接客が素晴らしく、とても親切な船宿。西湖のポイントは広大であるが、近日好調の傾向などを詳しく教えてくれるので心強い。

『メガワカサギ』釣りで「1,117尾」の大釣り 総重量は7.2kg【西湖】
西湖の桜は満開だった(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

出船前、帰着後もお店でのんびりできて、私にとってはなにより『釣果も秤できちんと確認してくれる』のが嬉しいところだ。間違いなくオススメの船宿である。

朝イチから釣り開始

6時過ぎに店に到着して受付となるが、この時期は朝も早いので数名のワカサギ師が釣りをしていた。船頭、女将さんよりお茶やコーヒーを頂き最近の状況を情報収集。ボート料金を払い6時30分より出船し魚探で確認しつつ、良さげなブイに係留した。

『メガワカサギ』釣りで「1,117尾」の大釣り 総重量は7.2kg【西湖】
店前ポイントからの風景(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

底層にパラパラと映る魚影で厚い群れは確認できないが、釣り座を作り準備出来次第釣り開始だ。

『メガワカサギ』釣りで「1,117尾」の大釣り 総重量は7.2kg【西湖】
釣り座を作り釣り開始(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

自作先調子竿35cmに延長アダプターを取り付けて、電動リールは2丁。仕掛けは自作仕掛け7本針袖1号と、下針構成が2本分。オモリはメガサギメインと聞いたのでオマツリ防止を考慮して3号を使い、エサは紅サシ・白サシで計5袋用意した。

「メガサギ」多点掛け連発

6時50分頃の開始からポツポツと底層のメガサギが釣れ続くが、2点が出始めるとたまに3点掛けで掛かり時速100尾ペースとイイ感じである。

『メガワカサギ』釣りで「1,117尾」の大釣り 総重量は7.2kg【西湖】
釣れるサイズは平均6gと大きい(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

水深10m前後のポイントでアタリは常にもらえる釣りなので、退屈はしないうえ釣り味抜群のメガサギが連発だ。

8時、9時とほぼ変わらないペースを維持していき、9時の時点で285尾をカウント。夕方17時まで釣りが可能であることから残り最大で約8時間可能だ。嬉しいゲストにヒメマスも数尾掛かり、気分的にもなにより順調である。

『メガワカサギ』釣りで「1,117尾」の大釣り 総重量は7.2kg【西湖】
嬉しいゲストのヒメマスも(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

順調過ぎて午後まではどうなるか色々考えながら釣りをしていたが、今日はとても理想的な展開に恵まれることになる。

釣行のポイント

今回の釣行で意識した点を紹介しよう。

手返し

かなり重量感あるメガサギメインなので、ワカサギを外すに時間を要すこともある。2点、3点掛けでも通常サイズのワカサギなら簡単であるが、サイズが大きすぎて手返し速度が落ちてしまうことも多々あるだろう。特に群れの時合で4点、5点がある時は苦戦すると思われるが、少しでも多くのワカサギを釣るには気合も必要になる。

サシカット不要

サシカットは基本的に拾い釣り時だけにして、群れの釣りはカット不要だ。

『メガワカサギ』釣りで「1,117尾」の大釣り 総重量は7.2kg【西湖】
入れ食い時はサシカット不要(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

拾い釣りはカットが間違いなしだが、群れの釣りはエサ替えに時間を掛けずに、素早くエサ付けし、多点狙いで入れている片側の竿を上げないと、多点掛けどころか仕掛けのエサがなくなっていることもあるので注意が必要。

オマツリに注意

メガサギは走るのでオモリがサカナに負けることもあり、そんな時はオマツリさせられてしまう危険が高い。さらに嬉しいゲストであるがヒメマスが掛かるとワカサギ仕掛けは高確率で駄目になる。メガサギ多点掛け後の外し時にも自爆要注意である。私も今回の釣行で最大限に注意したが、それでも仕掛けを7枚も消費してしまった。

絶好調継続で1000尾間近

気温もだんだん上がり気持ち良い陽気に包まれながら、釣りは絶好調でサカナ入りにムラはあるものの、常に気配はボート下にあり、薄くなっても誘えば掛かり、群れが入ればスピード重視の釣りで休む暇がない嬉しい悲鳴だ。

『メガワカサギ』釣りで「1,117尾」の大釣り 総重量は7.2kg【西湖】
後半は多点掛けが連発した(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

ペースも上がり12時でなんと779尾とこれは大台ほぼ間違いなしであろうという釣果だ。パンを片手に食べつつも手を休めずに時間は経過していき、13時で920尾とあと一息。

爆風に耐え大群到来

あと一息で十束というところで爆風が吹き荒れてしまう。20分程度耐えながらの釣りで、風で船が回り仕掛けがブイのロープにオマツリしたりと苦戦を強いられた。つらい状況下でも魚影がある限りは続行しつつ、耐え抜いた先にはバクバクの釣りが待ち構えていた。

『メガワカサギ』釣りで「1,117尾」の大釣り 総重量は7.2kg【西湖】
大型メインで魚体も綺麗(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

14時30分過ぎたところ、突如底から3mほどの高さのある群れが降臨。仕掛けを入れると4点掛け、5点掛け、6点掛けと掛かりまくり、瞬く間に大台突派した。止まらない勢いで釣れる間に一気に数を伸ばした。

最終釣果は7kgオーバー

そして15時過ぎてからはまた拾い釣りにもどるが、エサがなくなり5袋使い切ったので納竿とした。ワカサギ師からは西湖なだけにやはり最高な釣りができたと聞くこともあったが、まさに本日の私はそれであった。

帰着して女将さんが出迎えてくれたので釣果報告と検量を済ませる。船頭さんへ連絡して大台達成・7kgオーバーであることを報告、そして写真撮影。本日の私のワカサギ釣果は『1117尾7200g』と文句なしの爆釣であった。

『メガワカサギ』釣りで「1,117尾」の大釣り 総重量は7.2kg【西湖】
破格の7.2kg(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

重さでは昨年の河口湖ワカサギ釣りでの私の重量自己記録6800gを超え、自己記録更新となった。素晴らしい魚影を誇る今季の西湖に感謝である。

<なおぱぱ/TSURINEWSライター>

▼この釣り船について
釣舟白根
営業時間:季節により異なるのでホームページで要確認。
店休日:1月から2月は禁漁のため休み。

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