神奈川県の真鶴半島で陸っぱりのアカハタゲームに出かけた。本命4匹のほか、想定外のヒラスズキもヒットした釣行をレポート。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山下洋太)

真鶴アカハタゲーム本格シーズン開幕 27cm頭に本命4匹【神...の画像はこちら >>

当日の条件

日時:6月24日6時~11時
天候:晴れ ほぼ無風
潮回り:大潮 満潮3時09分 干潮10時15分
水色:透明
ロッド:ハードロッカーS96mh+
リール:ツインパワーXD4000xg
ライン:PE1.2号+リーダー20lb

当日の作戦

前回釣行した時よりも水温が上がり、安定してきているため浅場を中心に狙うことにした。水深があるポイントでは30gの重めのシンカーを使用してサオ抜けポイントを狙い、大型がいるかどうか試してみることにした。

浅場でも好反応

前回真鶴半島に訪れた5月中旬よりも水温が高く、浅場でも開始直後から反応が良かった。水深が3~5mほどでバイトが多数あり、小型が2匹をキャッチした。アタリがあったパターンとしては全て最初の着底直後であった。最初の着底はどこのポイントでも反応がいい。

このようなパターンでアタリが集中する時は着底後にリグをあまり動かさず、スローに誘うと釣果に繋がることが多い。浅場で狙えるポイントを全て打ったがその後が続かなかったため、深場を狙える位置へ移動した。

真鶴アカハタゲーム本格シーズン開幕 27cm頭に本命4匹【神奈川】
着底直後にヒットしたアカハタ(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

サオ抜けポイントで最大の27cm

足元から深いポイントでは最初に近距離を探ってから、徐々に遠投して遠くを探るのが一般的な探り方だ。今回も近距離から探ってみたが人的プレッシャが高いためか、近距離でのバイトはほぼなかった。重たいシンカーに付けかえ、大遠投するほぼ毎投最初の着底でバイトがあった。小型ではあるが27cmのアカハタをゲットした。

オオモンハタを狙いにヒラスズキ

アカハタがあっさりと3匹釣れたため、オオモンハタ狙いに切りかえた。ジグヘッド30gにシャッド系ワーム3.5inchをセットした。ベイトフィッシュが無数にいたため、オオモンハタが釣れる雰囲気たっぷりだ。1時間半ほどスイミングでオオモンハタを狙ってみたが、全く反応が得られなかった。

それでも諦めず探っていると足元にサラシが出ているポイントでなんとヒラスズキがヒット。しかし、エラ洗いで無念のフックアウト。その後オオモンハタからの反応は全くなく、アカハタ狙いに切りかえた。

地形変化に沿ってリグを操作して追加

アカハタ狙いに切りかえるも反応が遠のいた。よりタイトに根の起伏に合わせてリグを操作すると何度かあたりがあり、ようやく小型のアカハタを追加できた。その後カサゴを数匹キャッチし、納竿とした。

真鶴アカハタゲーム本格シーズン開幕 27cm頭に本命4匹【神奈川】
カサゴもキャッチ(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

釣果に繋がったポイント

今回釣果に繋がったポイントは以下の2点であった。

水温上昇で浅場に好気配

前回釣行時は水温がハタの適水温よりも少し下回っていたため、浅場での反応は薄かった。今回は水温が上がっていたため、3mほどの超浅場でもアカハタが釣れた。これからの時期は浅場を攻略することが重要だ。

サオ抜けポイントは反応がいい

どこのポイントでも言えることだと思うが、竿抜けポイントはアカハタの反応がすこぶる良い。大遠投してリグを操作することは少し難易度が高いが、やってみる価値がある釣り方と言えるだろう。

真鶴半島の近況と今後の展望

真鶴半島のアカハタは完全にシーズンインしたと考えていいだろう。これから水温が上がるとますます反応がよくなる。

三ツ石方面でアカハタを釣るアングラーは足場が非常に悪く、水位が高いと流れが強く瀬渡りも苦労するだろう。

安全のための装備は絶対に欠かさず釣りに臨んでほしい。また真鶴半島は小型のアカハタが多い。小型のアカハタが釣れた時には積極的にリリースしていただきたい。

真鶴アカハタゲーム本格シーズン開幕 27cm頭に本命4匹【神奈川】
小型は積極的にリリースしてほしい(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

<山下洋太/TSURINEWSライター>

▼この釣り場について
真鶴半島

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