近年盛り上がりを見せる三浦半島のハタゲーム。今回は三浦半島の地磯でハタを狙い、オオモンハタ1匹、アカハタ3匹ゲットしたのでレポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山下洋太)
三浦半島の地磯でロックゲーム
オオモンハタをスイミングで、アカハタをフリーリグで狙うことにした。前回釣行した時はハタ類をキャッチできなかった。今回はより深いブレイクラインを狙えるように、前回より深場を狙える立ち位置に立つことにした。
当日の条件&タックルは以下。
日時:6月30日 4時30分~10時30分
天候:雨のち曇り
潮回り:中潮 満潮7時54分 干潮14時52分
ロッド:ワールドシャウラbg2953r
リール:ツインパワーXD4000xg
ライン:PEライン1.2号+リーダー20lb
開始直後から良型カサゴ連発
3.2inchのワームをセットしたフリーリグで大遠投して探ると、開始直後から良型カサゴが連発。開始30分で10匹程度キャッチした。

どれも大型でカサゴだけを狙って釣りをしても楽しめるサイズと言える。大型になると最初のアタリが鋭く、引き味も抜群になる。
スローに誘いアカハタゲット
カサゴが釣れている時はアカハタの活性が低いか、そもそもアカハタの数が少ないことが考えられる。着底後あまりリグを動かさずかなりスローに誘って、低活性のアカハタがいるかどうか探ることにした。
そのように誘っていると小型のアカハタをキャッチした。活性が低いためか、かなりスローな誘いにしか反応がない。

もう一度同じコースを通すと、また同じようにヒットし、また小型のアカハタをキャッチ。このような低活性時の誘い方の注意点としては、特に最初の着底直後のバイトを逃さないようにすることである。
スイミングでオオモンハタヒット
足元にイワシがたくさんいたため、ジグヘッドリグを使用してスイミングでオオモンハタを狙った。着底後3回ハンドルを巻いたところでヒット。
サイズは27cmと小型だが、三浦半島ではまだまだ貴重な存在のオオモンハタをキャッチした。
30cm級アカハタ手中
スイミングで反応がなくなったため、フリーリグに戻し、アカハタを狙った。先程使用していた3.2inchよりもやや大きい3.8inchのワームをセットしたフリーリグを使用することにした。
最初の着底後、たまにシェイクするくらいでほぼリグを動かさずにゆっくり誘った。すると激しいバイトがあり、ヒット。30cm弱のアカハタをキャッチした。

その後ランガンし、他のポイントではカサゴを複数匹キャッチし、納竿することにした。

釣果に繋がったポイント
釣行を振り返って、意識した点を紹介しよう。
低活性時はスローに誘う
アカハタが低活性の時はスローに誘うことが必要だ。低活性の時はより根にタイトな場所でしかバイトが得られないことが多い。そのため、あまりリグを底から浮かせたりすると極端にバイトが減るので、リグを上手く起伏に合わせてゆっくりと操作することがアカハタ攻略に繋がるだろう。
ベイトフィッシュをよく見る
オオモンハタはベイトフィッシュにつく。ベイトフィッシュの動きをよく見ておくことがオオモンハタ攻略に必要だ。今回もイワシが回ってきたタイミングでうまくオオモンハタをキャッチできた。こういうタイミングを逃さないように、常に周辺の状況に目を配ると、オオモンハタの釣果に繋がる可能性が高くなるだろう。
ハタゲームの近況と今後の展望
三浦半島では近年ハタが増えており、オカッパリでも狙えるようになった。しかし現状では、ハタを狙える立ち位置がそんなに多いわけではなく、ブレイクラインの下が狙える場所や、足元が深いポイントなどピンスポットでポイントを探すことが必要になる。
今後水温がさらに上がれば浅場でも簡単に釣れる可能性が高くなる。
<山下洋太/TSURINEWSライター>
▼この釣り場について三浦半島
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