大人も子供も楽しめるテナガエビ釣りにハゼ釣り。ここでは、一年を通じて多くの釣り人で賑わう人気の釣り場・相模川河口を紹介する。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 編集部)
湘南大橋から須賀港のポイント
相模川の西側はフラットなコンクリート護岸で足場もよく、また駐車場やトイレ、釣具店も近くにあり、安全・快適に釣りを楽しめるポイントが点在している。

ハゼ狙いポイント
ハゼの釣果が安定しているのは、湘南大橋上流にある桟橋(T字に伸びた船着場)。チョイ投げ仕掛けを10~15mほど先に投げ込み、ゆっくり手前に寄せてアタリを待とう。食いが渋いときは、足元をていねいに探ってみると良型に出会えることも。

須賀港(平塚港)は、秋口から冬にかけての好ポイント。チョイ投げが基本だが、岸壁沿いを移動しながら探っていけば数を伸ばせるだろう。

テナガエビ狙いポイント
テナガエビは、須賀港の入り口から上流側にある消波ブロック帯が狙いめ。

隙間を探り歩いてエビマンションを見つければ大釣りも可能だ。

なお、相模川でテナガエビ釣りをするには入漁券が必要。販売店については相模川漁連のホームページで確認してほしい。

湘南大橋
馬入橋周辺のポイント
国道1号が相模川を渡る馬入橋の周辺も、アプローチが比較的容易で、堅調な釣果が期待できる釣り場が多い。

ハゼ狙いポイント
ハゼ狙いなら、馬入橋の少し上流にある水門の先端部からチョイ投げが手堅い。手前は根掛かりが多いので、やや遠投を意識しよう。

馬入橋、鉄橋の下も実績のある好ポイント。いずれも10~20m付近は根掛かりが多いので、仕掛けは多めに用意しておこう。

テナガエビ狙いポイント
テナガエビは、水門上流側にある石積み周辺が狙い目。潮位にもよるが、足元を攻めると石を詰めた網袋に仕掛けが絡んでしまうので、仕掛けはやや遠めに投入しよう。ウキ下50cmぐらいの範囲を広く探るといい。

馬入橋
馬入ふれあい公園周辺
釣り場に隣接する「馬入ふれあい公園」に無料駐車場、トイレが完備されており、ファミリーにも最適。

車を止めたら階段を登り、河川敷に開設された「イシックス馬入のお花畑」へ。

季節の花を楽しみながら川岸に向かうと、、川に出られそうな道が何カ所かあるので下りてみよう。石積みの護岸が釣り座だ。

この一帯は足元で十分釣れるので、ノベ竿にウキをつけたシンプルなタックルで狙ってみたい。短めで軟らかい竿のほうが、小物釣り特有の引き味を楽しむことができるだろう。

ハゼの釣期は、初夏から秋口まで。サイズよりも数を楽しむ釣りが中心となる。
テナガエビは8月に入ると釣果が落ち始めるので、早めの釣行をオススメする。
なお、満潮後や雨後は石積みの針金や岩が濡れて滑るので、足元の装備を怠りなく。
馬入ふれあい公園
<週刊つりニュース関東版 編集部/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース関東版』2021年7月23日号に掲載された記事を再編集したものになります。The post ハゼ&テナガエビの好釣り場紹介:相模川河口 足場良く家族で楽しめる first appeared on TSURINEWS.