残念ながら釣り場でよく見るゴミのひとつ「仕掛け」。針がついているので、様々な危険な事故へ繋がりかねない。

そこで、今回はサビキの仕掛け巻の自作法を紹介しよう。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮崎ゆきお)

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スーパーライトDIY(SLD)

DIYといっても大がかりな作業をするわけではなく、ちょっと「○○するだけ」で釣行が快適になる簡単なDIY。筆者はこれを流行のスーパーライトジギング(SLJ)にあやかってスーパーライトDIY(SLD)と名付けたい。決して、記事にするほどでもない小ネタをキャッチーなネーミングでごまかそうとしている訳ではございません。

VOL.4となる今回ご紹介するのは、一度使用したサビキ仕掛けを上手に保管するSLDである。

使用済みのサビキ仕掛け

何本かの擬餌針がついた胴付き仕掛けでアジやイワシなどを狙うサビキ釣りはファミリーフィッシングやビギナーでも手軽に楽しめる人気の釣法だ。

サビキ釣りに使用するサビキ仕掛けは安価なものもあるが、船釣り用のものや喰わせサビキ用などはやや高価なものもある。

釣り人的『スーパーライトDIY(SLD)』:サビキ仕掛け巻 釣りゴミ減少にも
針数が多いので保管が難しい(提供:TSURINEWSライター宮崎ゆきお)

一度使用したサビキ仕掛けはまだまだ使用できると思っても、針数も多いので市販の仕掛け巻きなどにちゃんとしまっておくのが難しくついつい捨ててしまうことになってしまいがちだ。

でも、一度使用したサビキ仕掛けを捨てずにきれいに保管しておくことができれば、ゴミが削減され環境にもやさしく、多少なりとも経済的な負担も軽減されサイフにもやさしいはずである。

サビキ仕掛け巻をSLD

解決する方法はズバリ、「ダンボール紙をハサミで切って輪ゴムを掛けるだけ」のサビキ仕掛け巻き。材料はすべて家によくあるものばかり。すべて家にあれば新たに材料を購入する必要はなく、100均よりもコスパは良好だ。

材料

釣り人的『スーパーライトDIY(SLD)』:サビキ仕掛け巻 釣りゴミ減少にも
材料はたったこれだけ(提供:TSURINEWSライター宮崎ゆきお)

・ダンボール紙
・輪ゴム 3本
・チャック付ポリ袋Lサイズ 1枚

作業手順

ダンボール紙をハサミなどで20cm×25cmくらいの大きさにカットする。ダンボール紙のカット後の大きさはチャック付ポリ袋に入る大きさであれば多少大きくても小さくてもかまわない。

釣り人的『スーパーライトDIY(SLD)』:サビキ仕掛け巻 釣りゴミ減少にも
輪ゴムを掛けるだけで完成(提供:TSURINEWSライター宮崎ゆきお)

カットしたダンボール紙に輪ゴムを画像のように上段・中段・下段のイメージで3本掛ける。なんともうこれだけで完成だ。

サビキ仕掛け巻の使用方法

まず事前準備として、使用済みのサビキ仕掛けは海水の塩分が残っていると錆びる原因になるので、真水で洗って乾かしておくことをおすすめする。サビキ仕掛けの針を上段の輪ゴムに並べるようにして掛ける。

釣り人的『スーパーライトDIY(SLD)』:サビキ仕掛け巻 釣りゴミ減少にも
並べてかける(提供:TSURINEWSライター宮崎ゆきお)

針と針をつないでいる仕掛けのライン(エダスとミキイト)を中段と下段の輪ゴムの下に挟んで押える。

釣り人的『スーパーライトDIY(SLD)』:サビキ仕掛け巻 釣りゴミ減少にも
エダスとミキイトを挟み込む(提供:TSURINEWSライター宮崎ゆきお)

両端のスナップサルカンのついたミキイトも中段と下段の輪ゴムの下をくぐらせながらダンボールに巻きつけていき、最後は中段の輪ゴムの位置を調整してスナップサルカンをいい感じに引っ掛ける。

釣り人的『スーパーライトDIY(SLD)』:サビキ仕掛け巻 釣りゴミ減少にも
サルカンも引っ掛ける(提供:TSURINEWSライター宮崎ゆきお)

ダンボールに巻いたサビキ仕掛けをまるごとチャック付ポリ袋に入れる。

釣り人的『スーパーライトDIY(SLD)』:サビキ仕掛け巻 釣りゴミ減少にも
ポリ袋に入れる(提供:TSURINEWSライター宮崎ゆきお)

こうすれば次回釣行までの期間、コンパクトかつ安全にサビキ仕掛けを保管しておくことができる。ダンボール紙のサイズが大きめなので手前マツリもしにくいと思う。いかがだろうか。ぜひお試しあれ。

<宮崎ゆきお/TSURINEWSライター>

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