7月26日、東京湾金沢八景の荒川屋から、DJ・井手大介さんが午前LTアジに釣行。ギガアジを交えた数釣りに、アフターフィッシングまで満喫した釣行をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 佐藤理)
荒川屋からLTアジ
FMヨコハマで、毎週土曜5~8時にオンエアしている「ザバーン」の実釣ロケに同行取材。同番組は、サーフィンやキャンプにバーベキュー、ハイキングほかアウトドア情報を発信。そのなかの釣り企画「爆釣モーニング」=フィッシング相模屋提供=は、毎月テーマを決めて、初心者にオススメのターゲットや釣り具、釣り方などを紹介するコーナー。
6時半前に到着すると、すでに左舷ミヨシでタックルの準備中。仕事がら、いろんな釣りをする井手さんだが、「アジは美味しいし、手軽だから大好きです」「さらに、きょうはより美味しく食べるため、神経締めにも挑戦します」と気合十分。夏休み中とあって、右舷には親子連れの姿も。
出船前、アジ船担当の池島船長に近況を聞くと「潮が速いのでポイントは限られますが、手返しよく、タナ取りはしっかり……」とアドバイス。定刻の7時20分に桟橋を離れる。
40cm級サバからスタート
ポイントは航程15分ほどの真沖。台風の影響か波は少し高め。流し位置が決まると「タナはハリスの長さ~プラス50cmの間を探ってみて。貸し竿の人は仕掛けが着底したら4、5回巻いてアタリを待ってください」とアナウンス。
開始早々、井手さんの竿に強烈な引き。「なにこれ?アジじゃないよね。
ギガアジ筆頭に本命続々
8時30分、船中ぽつりぽつりとアジが釣れ始まる。それでも、速潮でコマセがあまり効かないのか、群れが船下に着かず散発。ここで、同行の江成千鮎さんにギュンギュンと良型を予感させる明確なアタリ。アジは口が弱いので、バラさないよう一定のペースで巻き上げると、姿を見せたのは40cm超の”ギガアジ”と呼ばれるサイズ。
さらに、右舷側でアタリが続く。お父さんと乗船した実穂さん(小6)と優太さん(大学1年)がそろって30cm級。船釣りのほか、ハゼやテナガエビ釣りに出かけると話す。
トモ2番で竿を出す一杉さん(中2)は、お父さん顔負けのギガアジを取り込む。船釣りはタチウオやシロギスなど、旬の魚を狙って釣行するという。
良型確保にニッコリ
一方、井手さんは低めのタナで20cm前後を拾い釣り。「俺にも大きいのが来ないかなぁ……」と、こまめな入れ替えで次の1尾を狙っていく。その思いが通じたのか、後半サイズアップ成功。
隣の辰巳ディレクターは終盤、追い上げをみせて体高のある30cmクラスを3連続ヒット。11時に沖上がりとなった。
釣りたての魚で絶品料理
帰港後は、同船宿ならではのお楽しみ。併設のダイニングバー・サンドフィッシュでランチ。釣った魚を1人6尾まで調理。それにライス、みそ汁に漬物、ソフトドリンクが付いて(釣り船料金プラス¥2200、要事前予約、2人~)。
片付けをしている間に豪華釣魚料理の完成。アジの刺し身はプリプリ、フライはサクサク。
サバは塩焼きと竜田揚げで提供され、釣り談議に花を咲かせながら舌つづみ。大満足のロケとなった。
<週刊つりニュース関東版 佐藤理/TSURINEWS編>
▼この釣り船について:荒川屋
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