釣り入門に関して、お金のことはいろいろと気になるものです。通年どれくらいの釣行費用がかかってくるのか?今回はライトゲームアングラーの筆者が、年末の意味もこめてちょっと精算して紹介したいと思います。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
1年間の釣行コスト
筆者の年間釣行回数は120回程度です。週に2回くらい。これで計算してみます。
・1回の燃費600円×12=72000円
・消耗品(ワームやヘッドなどの買い足し)=20000円程度
2021年ほとんど私はマイポイントをかえずに釣ったので、遠征費用を足してもおそらく10万円以内に収まっています。年間釣行費用、ずばり10万円です。これを釣行回数の120で割ると、釣行1回につき833円くらいのコストがかかっています。

タイムコスト&パフォーマンスということでいえば、一回の釣行は大体2~3時間で釣れない日はほぼありません。充実した3時間を833円で買えていると思えば、かなりタイムコスト&パフォーマンス(タイパ?)もいいかもしれません。
上手いとコスト下がる?
ただ私は比較的近場にポイントを持っているので、120回という回数釣ってもこれくらいに収まりますが、その都度高速に乗って5000円分の移動をしないといけないとなると、燃費だけで60万円を超えてきます。
実は私もそれくらいのコストをかけていた時期もあるのですが、手前味噌ながら、こちらの腕が上達することで、釣れる魚を身近に引き寄せることができました。釣りがうまくなるほど、コストは抑えられるのかもしれません。
タックルの購入費用
ここから番外編。単純な釣りコストと別に、趣味を究めるに要したお金の話です。
私は2021年、2段階くらいに分けてタックルを入れ替えました。
しかし、これで自ら退路を断ったようなもので、ほとんど後戻りと言い訳ができない釣りの世界へついに足を踏み入れました。釣れなければすべて自分の技量に理由が帰します(まあそんなこともないけれど)。

ところが、こうして書いていて、単純釣行費用にプチ豪華な娯楽費用を含めても、トータル30万円にしかなっていないのにはビックリします。遠征し倒していた頃、あのお金で何が買えただろう、と遠い目になってしまいそうな…。しかもその頃は、あんまり釣れなかった年なんですよね。まあそれも釣りの経験です。
執筆料は釣行費に?
釣行のたびに記事を書いているので、このTSURINEWSでもらっているライティング報酬と比べると、少なくとも年間釣行費用の元は取れています。釣りライター始めてよかったなと思います。
費用対効果は?
釣りそのもののパフォーマンスの部分をもう少し深く考えてみることにします。
一言でいえば、「微妙」です。良くもなく悪くもなくです。
よく釣れたなと思ったのはメバルタックル流用のチヌと、SLSJのサバです。サバなんて1000匹以上釣ったんじゃないでしょうか?これが全部アジなら輝ける年なのですが。

そう、そのアジが今年の秋冬は口開けが12月と手こずりました。府内郊外や県外にも探しにいったのですが、回り物は年々薄くなっているような気がします。タチウオも今のところ皆無です。ただ私はなぜかクリスマスによくタチウオをヒットさせることがあるので、この記事を書いているイブイブの今もあきらめていません。
10万円のコストをかけるに値する年だったかどうか?それは文句なしで値するものだったと思います。120回も気晴らしにいけて10万円なんて安いものです。2022年はタックルを入れ替えた分の20万円と、また10万円くらいするだろう釣行回数のもとをとるために…なんていうのはお金で頭がガチガチになってつまらないので、シンプルにもっと楽しみたいと思います。
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<井上海生/TSURINEWSライター>
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