愛知県師崎の釣り船まとばやさんにお世話になり、ルアーでカンパチを狙ってきました!食い渋りまたはジグにスレたカンパチを狙うのに「エビング」が効果的だった当日の釣りの模様をお届けします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉浦永)
エビングとは
エビングは、半月天秤にジグを装着して、ハリスを1.5mほど取り、ハリにワームを付けるという仕掛けで、コマセについた魚や、アミエビなどを捕食するようなジグへの反応が悪い魚を狙う。

ジグやプラグなどのルアーに反応しない魚でもエビングでワームを装着することにより、今まで狙えなかった魚を狙えるようになる。
当日の使用タックル
2月1日、当日のタックルは、ベイトのジギングロッド(MAX180g)にPEライン2号、リーダー7号を巻いたベイトジギングリールである。カンパチは速巻きに反応する場合もあるので、ハイギアを使用した。

エビング仕掛け
今回は全長30cmほどの半月テンビンに、ジグはフラッシングアピールが強そうなシルバー系150~200gほどのジグを装着。ハリスは6号を1.5mほど取り、ハリは伊勢尼16号を使用した。
ベイトはコイカという情報があり、3inchのホッグ系ワームを使用した。

基本の釣り方
基本の釣り方は、タダ巻きに緩急をつけたアクションや大きくロッドをシャクリ上げてロングフォールを入れるパターン。
テンビンからハリスが長くなっているとアクションがワームに伝わりにくくなるので、ハリスの長さの調整が必要となる。
当日の状況とポイント
当日の天気は晴れで、風速も2mほどと、1週間に1回あるかないか凪日に運よく当たることができた。
ポイントは、伊勢湾の沖合にある魚礁地帯。小規模の魚礁を撃つため、3回ほどジグを底に落としたら、すぐ潮上に船を付け直していた。

まずは沖合の魚礁狙い
師崎から1時間10分ほどで沖合に走り、ポイントに到着!船長は「朝イチの魚探反応がいいため、ジグでも釣れるかも!」とのアナウンスが入り、1流し目はジグを装着!ただし、ジグにするとスレるタイミングが速くなることがデメリットだそうだ。
1投目から100gのタングステンジグを、ボトムに落として高速ジャークからのストップパターンでヒット!タングステンにすることでシルエットを小さく見せられる効果にプラスして、底取りも鉛製のジグに比べて速くなる。

エビングでも本命キャッチ
乗船者の多くの方が最初の流しはジグを使っていたため、カンパチがジグにスレてしまったか?と考察して、自分は2流し目からはジグへの反応が悪くなったのでエビングにシフト!
次第に乗船者の方もエビングにシフトし始めて、ロングフォールアクションや高速ジャークなど様々なアクションを試みているようだ。
私の使っていたホッグワームは両腕に設けられたフィンがパタパタと腕を振るビビットなアクションができるという強みがあったため、タダ巻きでパタパタアクションを試してみることに!
速きでチェイスさせて、遅まきでバイトチャンスを与えるアクションで、さらにカンパチをキャッチ!

最終釣果
結果、ジグで1匹、エビングで2匹キャッチ!初のエビングだったが、春のマダイやマイクロベイトのブリなど、様々なパターンに応用可能であるという印象だった。
当日の釣果(提供:TSURINEWSライター杉浦永)今後エビングはさらなる釣りの開拓の可能性がある釣り方だ。
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<杉浦永/TSURINEWSライター>
▼この釣り船についてまとばや丸
出船場所:師崎漁港
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