伊豆外洋の水温16度台、沿岸は水温がここに来て下がり13~4度、釣果が安定していない感じがします。何かタイミングでと思い、アオリイカ狙いのエギング釣行へ。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター野中功二)

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水温と当日の状況

気候では春の兆しがみえだした今日この頃、海の中はどうなのか?SNSで確認すると外洋は16度で、黒潮の蛇行が気になるところです。この状況だとエギの届く範囲は水温低下が予想されました。

ポイントに到着するとやや波があります。エギングの天敵と言われる風は日が落ちるにつれて弱まる予定で、水面には波の子がちらほら見えます。潮色はクリアーで問題なさそうでした。

このポイントも最近水温が下がり、15度あった水温は今回13度となっています。この水温が何日前からか気になるところですが、満潮でも10m前後のポイント、さらに干潮での入磯で水深が浅くなっています。

夕マヅメのエギングでアオリイカ4杯 沿岸水温安定すればさらに期待大
ポイントの水温は13度(提供:TSURINEWSライター野中功二)

今時期は待ちの釣りが主体。潮の動きを察知し状況にマッチさせる必要があります。時合いタイミングはどこで来るのか?潮が動かないパターンもあるのでドキドキです。

当日のエギとタックル

早速海の状況を見るために、アオリーQ3.5号ケイムラゴールドオリーブ、その後にイージーQパタパタ喰わせラトル3.5号夜光マーブルオレンジ、LQ3.5号ゴーストケイムラレッドパープル、フィンエース3.5号夜光ボイルなど、いろいろな動きで海の中を確認。パタパタはウネリにより安定しないことから今回の出番はないと判断。

こんな波ッ気の時には水面近くに立てない事から、XESTAアサルトジェットタイプSスイングドライバー90のロングロッドは有効です。エギのアクションも簡単にこなせます。

ラインも波の影響を受けにくい比重のある、アーマードF+プロ0.6号で対応しました。

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投げたおしたエギ(提供:TSURINEWSライター野中功二)

チャンスタイム到来

チャンスタイムはいつかと待ち焦ががれ、いつもの時間に時合いがくると思って、潮が動けばイカは手を使うと思い投げます。

雲が影を作ったところで光量変化。ダートマスターボタンエビを投入し、動きをイメージしながらダート・ダート・ダートからテンションフォールすると、波っ気で緩むはずのラインが、ピーンと張ったままに!アワせてみると、「いかや~」。こんな時間で1杯目をキャッチします。

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1匹目をキャッチ(提供:TSURINEWSライター野中功二)

最初のチャンスタイムか?今度は沖をLQレンズエギ3.5号ゴーストケイムラレッドパープルで探ってみると、1撃で良型が抱いてくれました。

ローライトになりいつもの時間に突入したところで、キャストプラスクリアーイエローイソスジに変更。カウント20あたりからのアクションで探ると、明らかに引きオモリがします。潮の変化を感じ集中すると、魚がアタったように「ゴン」と手に伝わりました。「居る」と思い、次はアクションを多めにし、フォール時間も多くしたところ1撃!グ~~ンとサオ先を持っていかれました。3杯目をGET。

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2匹目の良型(提供:TSURINEWSライター野中功二)

最終釣果と今後の展望

月が照りだしたところでダートマスター3.5号ケイオレンジオレンジをキャスト。着水しテンションフォールしているとそのまま「グ~~~ン」と持っていく……。

パタパタフットがアピールしたか、簡単に4杯目をGET、納竿としました。

夕マヅメのエギングでアオリイカ4杯 沿岸水温安定すればさらに期待大
月が照りだした(提供:TSURINEWSライター野中功二)

今回の釣行を振り返ると、タイミング・潮と言ったところでしょう。その時に合ったエギを準備していかないと、イカにあえない可能性もあります。大きさを選べないのは仕方がないですが、大型と出会える可能性もあります。武器の準備は必要です。

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4匹目のアオリイカ(提供:TSURINEWSライター野中功二)

春を意識しだしている個体は沖で産卵していると想像できます。ここから水温が上がり安定すれば接岸体制になるでしょう。今後目が離せない春イカ開幕です!

磯でも堤防でもライフジャケットやヘッドライト。堤防はスミを流す用に水汲みバケツなども準備は必要です。ごみやイカスミなど問題になりかねないので注意が必要です。ご協力をお願いします。


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<野中功二/TSURINEWSライター>

▼この釣り場について
伊豆半島
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