解禁から約1カ月経過した神奈川県・芦ノ湖トラウトフィッシング。今回は状況を交え解禁直後から13日までの私の釣行とその釣果を紹介したい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)
ボートは苦戦の傾向
特別解禁日は満水比1m以上の減水だったが、3月13日にはさらに10cmほど水位が下がり、水温は6.5度と低いため、魚の動きが例年とは異なり釣り場も違っている。
減水のため湖周辺の動きは楽になるので、陸っぱり派は例年入釣できない場所で釣りが可能になった一方で、ボートでは狙いが絞りにくい。例年であれば陸っぱりアングラーが入れない場所にも釣り人がいるため苦戦が続いている。

私は3月1日(火)の特別解禁日に70cm超え2尾含み50cmオーバー4尾と開幕ダッシュを切ったものの、その後は苦戦が続いた。
54cm超えニジマスゲット
3月5日(土)は強風のため元箱根からは出艇できず、湖尻から釣友含む3人で湖尻湾を探った。釣友2人はボート店近くのシャロー(浅場)を攻め、私はハーリングで早川水門~神宮まで広く探るがアタリは多いものの食いが浅く、神宮のシャローをキャスティングで探ったが小型ニジマス1尾。

午後からは、ボート店脇の水深2.5mから沖のカケアガリを斜めに狙うと13時すぎに後検54.5cmニジマスで、この日は30~54.5cm5尾。釣友2人は小型の数釣りを楽しんだ。
60cm超えも登場
翌日は、元箱根から出艇。白鳥ワンド奥を探ったが午前中はアタリ1回。15時すぎまでノーフィッシュ。オデコを覚悟した15時45分、にヒット。一気に走られ、ロープの下に潜られながらも、ロッドワークでいなして、58.5cmニジマスをネットイン。

3月9日(水)も元白鳥ワンドを探り、朝に70cm級のチェイスを確認したが食わせきれず30cm以下のニジマスの猛攻。深場では40cm級バス2尾。
12日(土)は、元箱根からの出艇。朝夕は白鳥ワンド、日中はハーリングで南岸トリカブトまで往復し、朝イチに40cm級ニジマスがヒットしたものの、その後アタリなし。8時15分に60cm超え同魚をあっさりランディング。
尾ビレがほとんど欠落していた。ハーリングでは、小型1尾のみ。
サツキ&サクラマスも顔見せ
翌13日、湖尻から銀毛を狙いハーリング。湖尻湾を1周し、九頭龍~樹木園方面へ。初ヒットは、キャンプ場前で朱点が美しい33.5cmサツキマス。

その後、小型ニジマス3尾を追釣。九頭龍沖で39.5cmサクラマス。

湖全体では、陸っぱりで82.5cm8.2kgニジマスが釣れており。70cm超えも陸っぱりで良く釣れている。大型は浅場を回遊しているように思われる。
ブラウンは、南岸、西岸の急深なカケアガリを中心にボート釣りで好釣果。トローリングでは、湖央を中心にサクラマスが堅調。サツキマス、コーホーも順調に釣れている。今後も楽しみだ。
芦ノ湖トラウトゲームが開幕 シーズン・放流魚・釣法・ポイントを解説 - TSURINEWS
<週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也/TSURINEWS編>
▼この釣り場について芦ノ湖
問い合わせ:芦之湖漁協 TEL=0460(83)7361
この記事は『週刊つりニュース関東版』2022年4月1日号に掲載された記事を再編集したものになります。The post 芦ノ湖のボートフライフィッシング 解禁から3月中旬までの釣況を紹介 first appeared on TSURINEWS.