3月終わりなのにまだまだ寒い3月24日、和歌山の加太・三邦丸の乗合船を楽しんだ。胴突きサビキシカケでメバルを狙うものの腕が悪くガシラのみヒットした釣行の模様をリポートする。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター有吉紀朗)

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三邦丸でメバル釣り

和歌山市加太は千葉の大原並みに釣り船の多い港で、魚影の濃い漁場が港を出てすぐにある。そのため1本釣りの漁業者も多い港だ。数ある遊漁船の中でも、乗船した三邦丸は大型船3隻。釣り物も、釣り方も豊富な人気の船宿。

乗船したのはメバル便というコース。5時半に出港して11時半に帰港する便で、嬉しいのは6000円という値段。氷付とリーズナブル。この他にも午後出港など色々な便がある。これから季節の移りかわりで狙いものと出港時間はかわってくるので、HPなどで確認を。

サビキ仕掛けの船メバル釣りで本命不発もガシラ好捕 ワームにもヒット
加太の港(提供:TSURINEWSライター有吉紀朗)

受付を済ませ出船

朝4時すぎに、駐車場に到着。平日だから三邦丸駐車場なら余裕と思っていたが、残り僅か。特に一杯になっても加太漁業協同組合の駐車場に止められるが、値段が違う。漁協は700円、三邦は500円。

まず住所や名前を書いて受付をする。

次にトイレ。加太で一番美しい。船長が「エサは持っていきません。サビキのみでメバルを狙います、釣れへんでもごめんな」と言って釣り座の抽選。陽があたる右舷側に行きたかったが左舷になった。

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三邦丸の事務所(提供:TSURINEWSライター有吉紀朗)

イカナゴ瀬でスタート

5時半に漆黒の海に向けて出港。月も冷たく顔覗きこむ。

地の島南のイカナゴ瀬に到着。水深32mで底から8mまで良く映っているということで、仕掛けを投入。底までゆっくり落として、ゆっくり巻き上げるもののアタリがない。

この日の道具は、サオがライトゲーム200にリールはバルケッタ。ミチイトPEライン1号、リーダーはフロロ4号。サビキは船宿で購入したハリス0.8号5本バリ。

オモリは六角30号。

誘わないで動かさなくてもアタリがない。他の人は釣っているのかと見える範囲で振り向くが、釣っている姿は見えない。アタリがないうえに寒い。これに耐える。

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釣り場風景(提供:TSURINEWSライター有吉紀朗)

底でカサゴがぽつぽつ

底付近で釣れるのはガシラ(カサゴ)。最初はリリースしていたが、お土産がなくなるのでキープしようと思うとあまり釣れない。一番下バリにママソフトワーム2.3inchを付ける。これで上からゆうっくり落とすと、着底と同時にググッとアタリ。カサゴが食ってくる。もちろんメバルも忘れていない。アタリが無ければ上のタナでメバルを誘う。

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ワーム(提供:TSURINEWSライター有吉紀朗)

船も水深50mを超える場所から20mのところまでメバルを求め移動するものの、自分はメバルを釣ることができずガシラをお土産に。

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ガシラの釣果(提供:TSURINEWSライター有吉紀朗)

とはいえ、次の日には一人でメバル15匹の釣果が出ていたので、やはり自分の腕が悪かったのだろう。

加太の釣りは加太の船で

当日も漁協の警戒船が走り回っていた。共同漁業の中の「第3種共同漁業飼付漁業」、「つきいそ漁業」によって加太漁協に漁業権が設定されていて、ここでサオを出すには漁業権を持つ船宿に行くしかない。

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漁協の警戒船(提供:TSURINEWSライター有吉紀朗)


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<有吉紀朗/TSURINEWSライター>

▼この釣り船について
三邦丸
出船場所:加太港
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