近年各地で盛り上がりをハタゲーム。今回はオオモンハタ狙いに絞って天候別ワームとブレードのカラーの使い分けについて考えてみる。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山下洋太)
オオモンハタ釣りは天気が重要
オオモンハタ狙いでは、ベイトフィッシュの有無や水温が重要な要素だが、天気も非常に重要だ。
最もオオモンハタの反応が得られやすいのは晴れだが、毎回晴れのときに釣行できるとは限らない。よって天候別に釣り方の引き出しを持っておくことが釣果を安定して出すために重要となる。
シャッド系ワームが基本
オオモンハタはワームをジグヘッドにセットしたジグヘッドリグで狙うのが基本だ。オオモンハタは大型になるとベイトフィッシュを好んで捕食する。そのため、ワームはベイトフィッシュの形状に似たシャッド系ワームが用いられる。サイズは3.5~4.5inchまでが基本となる。

腹側のカラーに注視しよう
オオモンハタはフォール中、または巻き上げ中のルアーを見上げるように視認している。そのため、フォール中及び巻き上げ中にはルアーの腹側のカラーがオオモンハタからよく見えていると考えられる。またブレードも腹側に装着するアイテムのため、はっきりと見えているだろう。
天気別ワームのカラー選択としては、このワームの腹側に施されたカラーがキーとなる。ロックフィッシュ用のシャッドテールワームの腹側にはラメが入っているものが多い。そのため、ラメのカラーに注視して選ぶと天候別に有効なワームカラーが見えてくる。
カラーと天気の関係性
天気によって光量が変わる。晴れには光量が多くなり、曇りや雨では光量が少なくなる。

また先ほども述べた通り、オオモンハタはワームを下から見上げている。そのため、浅場では空の色が背景色となるため、ワームの腹側のカラーと天気の関係性が大いにあると考えられる。
晴れにはシルバー系
晴れていて、光量が多いときにはワームの腹側がシルバーのラメが入ったワームに、シルバーのブレードがおすすめ。特に真夏の晴天時では腹側にシルバーラメが入ったワーム、シルバーのブレードのセットに反応が多い。
シルバーは太陽の光を反射して、強いアピールができる。特にイワシやピンク系で腹側にシルバーのラメが入ったワームは必ず用意しておきたい。
曇りや雨にはゴールド系
曇りや雨では腹側にゴールドのラメが入ったワームに、ゴールドのブレードがおすすめ。またゴールド系はオオモンハタの釣果が出にくいとされている朝マヅメや夕マヅメにも効果的。
ゴールドは光量が低い曇りや雨でも広範囲にアピールできる。特に黒金は曇りでもよくシルエットが出て、釣果につながりやすいのでおすすめだ。
一瞬の変化も見逃さない
曇っている日でも一瞬日が差すときもある。そのような一瞬の変化でもオオモンハタの反応が好転することが多い。すぐに変化に対応できるようにワームを用意しておくことも釣果につながるポイントとなる。

海だけでなく、空もよく観察して、素早くワームのカラーを変更し、先手を打てるように工夫するとより釣果につながる。
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<山下洋太/TSURINEWSライター>
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