遠い離島へ釣りに行ってみたい!だけどロッドを含めたタックルはどうやって持っていけばいいんだろう?そんな疑問にお答えします。今回は初めて行った沖縄遠征釣行で私がやってみたロッドやタックルの裏技的運搬方法、様々な注意点などをご紹介します。

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遠征釣行に必要なタックルと荷物

空港までは電車・バスなどの公共交通機関を利用しています。

遠征釣行の【荷物運搬方法の裏技】を大公開 行きと帰りでは全く別?
いざ遠征釣行へ(提供:TSURINEWSライターShinchan)

主な荷物

・ロッド4本
・リールを含めたタックル
・レインウエア
・ライフジャケット
・衣類
・保冷剤(固形)

クーラーボックスを活用

まず、釣った魚やイカを持ち帰るためのクーラーボックスですが、私は35Lのキャスター付きクーラーボックスを使う事にしました。この時、電車で空港までいかなくてはならないため、流石にクーラーボックスを含めた全ての荷物を持っていくには物理的に無理があります。そこで、先にホテルへ送ることにしました。

中身は空で送るのではなく、クーラーボックスにルアー(エギ)を含めた釣具、衣類、レインウエア、保冷剤など重めのものを全てクーラーボックスに詰め込んで送りました。こうすることにより半分以上の荷物が減って後はロッドと身の回りのものだけになります。これなら電車で空港まで持っていけますよね。

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ホテルへ送る時の梱包(提供:TSURINEWSライターShinchan)

氷より保冷剤が便利

釣りが終わって釣った魚やイカを持ち帰るためには冷蔵する必要があります。この時大半は氷を使いますが、氷は解けますのでジップロックなど水漏れしない袋に詰めることをおすすめします。

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水漏れ対策は万全に(提供:TSURINEWSライターShinchan)

万が一漏れると魚もイカ、場合によってはクーラーの外まで水が出てしまい、最悪ほかの荷物にかかり迷惑を掛けることになってしまいます。釣った魚やイカもニオイ漏れ防止の観点から必ずジップロックや丈夫な袋に入れましょう。

また、2日間の釣行の場合、1日目に釣った魚やイカを凍らせておいて、帰る時にクーラーボックスへ入れれば保冷剤代わりになります(冷凍の可否は船宿に要確認)。

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固形保冷剤(提供:TSURINEWSライターShinchan)

保冷材はフロントに預けよう

クーラーボックスに入れて送っておいた保冷剤(固形)はホテルの冷蔵庫で冷凍しようと思っていたのですが、あいにく冷凍機能が無かったのでホテルに預けて冷凍してもらいました。ここは行く前に確認することをおすすめします。

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固形保冷剤はフロントで冷凍してもらった(提供:TSURINEWSライターShinchan)

ロッドは機内預入を利用

遠征釣行で1番悩むのがロッドの運搬だと思います。とくにワンピースロッドは長さもあり送るとかなり割高になる上、送れる宅配業者も限られています。

ロッドは丈夫なロッドケースに入れ、機内預入を利用すれば問題なく持っていけますのでおすすめです。

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ロッドケースは機内預入を利用(提供:TSURINEWSライターShinchan)

ロッドケースに釣り具も入れる

この時、ロッドケースにできるだけ小物を入れてしまいましょう。私の場合、ライフジャケットやハサミ、アルミホイルなどを入れておきました。ハサミやライフジャケットは手荷物で危険物になるからです。

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隙間には釣具を入れた(提供:TSURINEWSライターShinchan)

帰りはダンボールを活用

釣行が終わり、帰る時は予め送った衣類や釣具をダンボール箱に詰めて自宅へ送ります。ダンボール箱は大抵のホテルで手配できます。衣類はホテルで洗濯しておけば奥様に怒られないので安心ですね(笑)!

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帰りの荷物は段ボールに入れ発送(提供:TSURINEWSライターShinchan)

後はロッドと身の回りのものを入れたリュック、クーラーボックスは釣ったイカを入れて持ち帰りました。自宅へ送る方法もありますが、沖縄からだと到着が翌々日になりせっかく釣ったイカが傷んでしまうからです。帰りの事を考えて、荷物を入れる手段として私はあえてキャリーではなくバックパックを使用しました。これならクーラーボックスを引いて帰れるからです。

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ホテルにて重さをチェック(提供:TSURINEWSライターShinchan)

荷物を送る時の注意点

往路でクーラーボックスにタックルや衣類を入れてホテルへ送る時には最大の注意が必要です。航空便には危険物が入っていると即座に船便に切り替わってしまいます。船便になると到着が遅れ、最悪釣りが出来なくなってしまいます。考えただけでゾッとしますよね。

私も最初クーラーボックスにライフジャケットを入れていましたがチェック段階でボンベに気づき慌てて出しました。

他にはライン用スプレー、ライターなどの危険物、ハサミは大丈夫のようですが念の為出しました。とにかくグレーなものは入れない事です。

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ライフジャケットはこの後取り出した(提供:TSURINEWSライターShinchan)

航空機で荷物を送る際の注意点は、各宅配会社や航空会社のホームページで確認することができます。

荷物を賢く運搬しよう

今回は遠征釣行時のロッドを含めたタックルの裏技的運搬方法や注意点をご紹介しました。遠征してみたいけど荷物がネックだよねって方に少しでもお役に立てれば幸いです。

個人的には遠征までいかなくても公共交通機関を使った釣行で応用できるかなって思っています。遠くて近い遠征釣行、少し足を伸ばして普段行けないエリアでの釣りを楽しんでみてはいかがでしょう。

遠征釣行の【荷物運搬方法の裏技】を大公開 行きと帰りでは全く別?
那覇空港にて(提供:TSURINEWSライターShinchan)


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<Shinchan/TSURINEWSライター>

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