淡水魚も活発になろうかという、去る令和4年5月。僕はライターの仕事そっちのけで、ひたすら河川に自転車を走らせておりました!理由はオンライン大会の一つであるアングラーズの大会で1匹でも多く、淡水魚を手中に収めたかったからであります!

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター中辻久範)

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オンライン釣り大会

いつも使用している釣りSNSアングラーズから、5月中にこんな大会があるとの告知を4月の末に受けました。早速私も参加してみることにしました。

しかし、まーなんですねー。最近のオンライン釣り大会は誠に便利になったものです。20年前の投稿型釣り大会は、魚拓もしくは一枚一枚写真を撮って、現像し主催者に送付するという、賞を得られるまでに相当な手間と労力が必要だったんですが、現在はスマホで釣った魚をそのまま撮影し、データを送るだけですものね。時代はかわるものです。

アングラーズ

アングラーズが告知してくださるオンライン釣り大会、シーバスやバスの大会は非常に多いんですが、他魚種を投稿でき審査対象になる大会は少ないんですよね~。タカハヤとカワムツ釣りしかしない僕にとって出場できる大会、少ないんです(苦笑)。

その点、この大会は対象魚、釣り場が釣り禁止でない限りオールフリーだったんです!それも淡水魚チャンピオンの賞まであるじゃーないですか。こりゃ僕、エントリーして投稿しない訳にはいかないだろう!ってことで参戦しました!

ホームグラウンドで挑戦

時代はかわれど、今も昔も1ヶ月間内の魚拓、写真送付の1匹長寸大会によく参戦させてもらっております。大阪府釣り団体協議会の大会でしたら、大阪府内のフィールド、京都府釣り団体協議会の大会でしたら京都府内のフィールドと各大会に条件はつきますが、基本は事前に告知されたルールに基づいて、各フィールドの下調べを行います。

今回は楽でした!だって釣り場はどこでもよく、魚種も問わずでしたからね。この条件でしたら、迷わず自分のホームグラウンド(自宅から自転車で釣行できる範囲)に行きますよ。狙う魚種も迷わずタカハヤ一択!カワムツは釣れれば数に含まれるので掛けたら丁寧に取り込むことを心がけました!

オンライン釣り大会で淡水魚チャンピオン受賞 釣り場のゴミ拾い活動も
釣り場はホームグラウンドの河川(提供:TSURINEWSライター中辻久範)

エサ釣りで数を釣る

この大会は魚のサイズより、とにかく匹数勝負と判断したので、一番パターンがわかっている河川を攻めました。ほとんどの釣行は、毛バリ仕掛けではなく1本バリ仕掛けにM社のグルテン1の匂いを利用した、確実に匹数を稼いでいくエサ釣りに徹しました。

オンライン釣り大会で淡水魚チャンピオン受賞 釣り場のゴミ拾い活動も
タカハヤ釣りに使用したミャク釣り仕掛け(提供:TSURINEWSライター中辻久範)

せこいアングラーと思われるかもしれませんが、釣り大会期間中の中辻はとにかく匹数に拘るんです!カワムツ、タカハヤ、ヨシノボリなど、正直手中に収めれば魚種は関係ないですね。ひたすら釣っては投稿の繰り返しです。

オンライン釣り大会で淡水魚チャンピオン受賞 釣り場のゴミ拾い活動も
エサはグルテン1(提供:TSURINEWSライター中辻久範)

ポイントを広げてスレ対策

匂いで魚を寄せることができなくなってからは、スレていない(中辻ぐらいしか行かないようなポイント)をチョイスする必要がありました。この時点での釣り場候補は20年前にサンケイ新聞釣り大会で他魚賞入賞したカマツカを釣り上げた和歌山県かつらぎ町天野付近を流れる真国川と、20年前にしょっちゅう釣行していたかつらぎ町四郷付近を流れる穴伏川が僕の中で、候補に上がっていました。

真国川はカワムツの多い河川ですが、カワムツは警戒心の強い魚です。雑な釣り方をすれば群れを散らしてしまう可能性があります。バスを利用し時間をかけて、わざわざ真国川に釣行するのはリスクが伴うと判断し、釣りやすいタカハヤの多い穴伏川を選んだわけであります。

オンライン釣り大会で淡水魚チャンピオン受賞 釣り場のゴミ拾い活動も
ホームの魚がスレてから行った穴伏川(提供:TSURINEWSライター中辻久範)

穴伏川はタカハヤの宝庫

5月中旬からは20年前の記憶を辿り、穴伏川の各ポイントを攻め歩きます。20年も歳月が経てば河川工事などで、ポイントは大幅にかわります。穴伏川も例になく、大阪府に抜ける新しい道が開通しているため、下流のポイントはかわってしまいましたが、幸いなことに上流のタカハヤポイントは20年前のままでした。これについては誠にラッキーでした!

週に一回ほどしか穴伏川は行けませんが、行けばタカハヤ30匹以上はゲットできます。5月後半の時点で、総釣果300匹を超えてましたので、淡水魚チャンピオンは確実だろうと思っておりましたが、念のため5月の末日に出来るだけ釣果追加しておこうと、穴伏川で43匹タカハヤのみで今大会にピリオドを打ったわけです。その結果、見事に淡水魚チャンピオンを受賞することができました。

オンライン釣り大会で淡水魚チャンピオン受賞 釣り場のゴミ拾い活動も
穴伏川で釣ったタカハヤ(提供:TSURINEWSライター中辻久範)

釣り場の美化も目的

釣果ばかりを追っていたわけではありません。この大会の主旨の1つに釣り場の美化がありました。僕が釣行に行っている河川、僕以外にほとんど釣り人は見かけないんですが、ゴミの不法投棄が目立ちます。

大方釣り人が出したゴミではないと分かってはいますが、釣りイトを垂れている目の前にゴミが散乱している光景は、釣り人として悲しいものです。

いつも釣りをさせていただいている河川、少しでも綺麗になるならばと思い、ゴミ拾いをしました。これで、今後さらに気持ちよく釣りができるはずです。


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<中辻久範/TSURINEWSライター>

▼この釣り場について
穴伏川
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