ヨコハマベイサイドマリーナから出船し、東京湾内房エリアまでボートを走らせて、ハタをルアーで狙った。アカハタ10匹、キジハタ1匹をキャッチしたので、その様子をお届けする。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山下洋太)

東京湾ボートハタゲームでアカハタ10匹に50cm超えキジハタ...の画像はこちら >>

当日の状況とタックル

釣行日時は7月16日の6~10時。当日の潮は中潮で、満潮5時49分/干潮12時53分だ。天候はあいにくの雨だった。

タックル

ロッド:ロックフィッシュ用ベイトロッド7ft
リール:ベイトリール300番

当日の作戦

当日は雨で、ローライトな状況であった。そのため、アカハタ、オオモンハタだけでなく、ローライトを好むキジハタも視野に入れて探ることにした。

またワームのカラーはローライトでも目立ちやすいケイムラを中心に使用してみる作戦だ。

フリーリグでアカハタ登場

水深20~30mほどのポイントから釣りスタート。潮が速く、底取りが難しいため、ハタゲームとしては重い50gのシンカーを使用したフリーリグをセットした。すると、アカハタがすぐにヒット。すぐに釣りを再開すると、またアカハタをキャッチ。アカハタは絶好調だ。

東京湾ボートハタゲームでアカハタ10匹に50cm超えキジハタも浮上
早々にアカハタキャッチ(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

ゆっくりな誘いで連発

ジグヘッドを使用した巻きの釣り、いわゆるスイミングで反応を探るも無反応だった。そのため、再びフリーリグに戻してみた。

シンカーが底に着き、5~10秒ほどテンションをほとんどかけずに待ち、その後リフトし、また底で5~10秒待つ。

このようなゆっくりとした操作にすると、さらにバイトが増え、計10匹のアカハタをキャッチできた。当日はほとんどこのゆっくりとした誘いでのアタリが非常に多かった。

50cm超キジハタ浮上

同船した釣り仲間にはアカハタだけでなく、キジハタもヒットしていた。キジハタもキャッチできないかと、アカハタ同様フリーリグで探ってみた。

すると、激しいバイトがあり、ヒット。なんとか根から剥がし、ゆっくりやり取りをすると、キジハタをキャッチ。計測するとなんと50cmアップの良型であった。近年東京湾でもキジハタが増えているが、このサイズはなかなか釣れない。最後にいい魚をキャッチして、納竿とした。

東京湾ボートハタゲームでアカハタ10匹に50cm超えキジハタも浮上
50cmアップのキジハタ(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

ローライトでキジハタ好反応

当日は雨で、ローライトを好むキジハタからの反応がよかった。船中3匹のキジハタをキャッチでき、まだまだ釣れそうな雰囲気もあった。近年では東京湾でもキジハタの釣果を聞くことが増えた。東京湾でハタゲームをすることがあれば、ぜひキジハタも狙ってみてほしい。

今後の展望

当日はシンカーを底につけて5~10秒待つゆっくりとした誘いが効果的だった。

アカハタの数釣りこそできたが、実際は活性が低く、ゆっくりとした誘いに反応がよかったと予想する。

東京湾内でもオオモンハタ、アカハタ、キジハタが安定して釣れている。8~9月はさらに最盛期となり、数釣りもできるだろう。これから時期、小型サイズが釣れることも多い。小型サイズはリリースして、大型サイズが釣れたときには持ち帰り、ハタ料理を楽しんでほしい。暑い夏にぜひ近年流行中のハタゲームを東京湾内で楽しんでみてはいかがだろうか。

東京湾ボートハタゲームでアカハタ10匹に50cm超えキジハタも浮上
小型はリリースして楽しみたい(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

『アカハタゲーム』ステップアップ解説:フッキング術 毎回同じはNG?

今さら聞けないアカハタゲームのキホン:リールに求められる4つの性能

今さら聞けないアカハタゲームのキホン:偏光サングラスは必須アイテム

<山下洋太/TSURINEWSライター>

The post 東京湾ボートハタゲームでアカハタ10匹に50cm超えキジハタも浮上 first appeared on TSURINEWS.
編集部おすすめ