バンコク市内から車で15分、夕涼みにのんびりエビ釣りを楽しんできたので、その模様をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター前島宣秀)
バンコクのエビ釣り
タイの人々はエビが大好き。料理も釣りも大好きなのだから両方を一緒に楽しめる場所もある。
当日は全員日本人で観光、駐在員の方々がご家族連れで何組か来られていた。

至れり尽くせりの大名釣り
釣りのシステムは至って簡単、店に入ると人数を聞かれる。日本語が少しわかる方もいらっしゃるが、タイ語で言われても釣りをする人数を指で示せば席に案内される。座っていると、竿、エサの鳥ハツ、おしぼりを前に置かれて、エサはつけてくれ釣り開始。飲み物が欲しければ持ってきてくれ、無くなれば足してくれる。

テナガエビが釣れれば、店の方がすぐにやってきてハリを外して網に入れてくれる。そしてまたエサを付けてくれる。このシステムなので当然のことながら、仕掛けが絡んだり、ハリが外れても何から何までやってくれる大名釣り。これを釣りというかはわからないが、お殿様になった気分が味わえる。
釣り方
釣り方は、ウキがゆっくりと沈んだり、じわりじわりと動いたりする。ハサミに挟んで口に運ぶので、ウキが動いたとしてもすぐに上げてはかからない。ウキが動き出しだしたら少し様子を見ながら、サオをゆっくりと聴きあげてハリに掛かっていたらサオが大きくしなり、後はまず外れることはない。

スレ対策
また、水槽はとてもきれいでエビがよく見えるが、すれているのであろう、エビの前にエサを落としてもエビが後ずさりしていた。よく釣れたのは水槽内にあるブクブクの上にエサを落として自然にエサを落とすとよく釣れたので参考にしていただきたい。

釣ったエビはその場で食べられる
釣り堀周りかクーラーの効いた部屋で釣ったエビは食べられる。メニューがあり、好きな調理法を選べばいいが、おすすめはエビのカレー炒め。タイ料理で有名なプーパッポンカリーのエビバージョン、クンパッポンカリーという。是非とも一度ご賞味いただきたい。絶品である。
また、クンパオと呼ばれるエビのバーベキューはぷりぷりで美味しいが、高額であり大人数向きである。

システムと場所
料金は後払い。時間制限はなく、釣り上げたエビの重量で支払いをするシステム。料金は1Kgあたり850バーツ。釣ったエビを併設するレストランで食べると、調理費用が一皿当たり140バーツかかるとのこと、特に料金は記載がなくぼったくられているようにも思うが、話を聞くとこの料金体系を教えてくれた。明朗会計である。
エビの釣り堀(Prawn Fishing & Seafood Restaurant)
住所:Leab Tang Duan Ekamai-Ramintra Prachautit Road soi Rojanamin
TEL:02-158-9300
営業時間:11:00~22:00 無休
行き方:トンロー駅からタクシーで約20分くらい、80バーツ前後。帰りは店の方にタクシーを呼んでもらえる。
バンコクに訪問した際には是非とも立ち寄って頂きたい。
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<前島宣秀/TSURINEWSライター>
▼この釣り場についてえびの釣り堀
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