新潟県上越エリアの堤防に、秋アオリイカ狙いのエギングに出かけた筆者。朝マヅメと日中、時間帯に応じて使用する餌木と誘い方をチェンジし、本命6杯をキャッチした釣行をお届け。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター藤岡和貴)

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秋のアオリイカエギング

秋ごろから狙えるアオリイカ!アオリイカは幼少期を近海で過ごすため釣り人には気軽狙える瞬間が訪れる。主には餌木(エギ)という「エビ」を模したルアーを使って狙うエギングと呼ばれる釣法で狙っていく方法が一般的だ。

幼少期アオリイカは成長過程にあるため捕食に必死だ!そのため比較的に簡単に釣れる場合が多い。ただし型が小さいのが難点だ。秋から冬に近づくにつれ型が大きくなるので状況に応じて狙っていただきたい。

上越で堤防エギング釣行

今回狙う場所は新潟県上越の糸魚川方面になる。場所は公開できないが、糸魚川から富山方面の岩礁帯や堤防はアオリイカの新子ろうか。

新潟上越エリアの堤防エギング釣行で「秋アオリイカ」6杯キャッチ
好ポイントが多い(提供:TSURINEWSライター藤岡和貴)

特に堤防では、墨跡があるか無いかが重要な判断要素となる。時間帯だが明け方から日中にかけて前半戦で狙っていく。

タックル

今回、私が使用したロッドはエギング用のエントリーモデルであるSALTYADVANCE。テイップ(穂先)は固く跳ねやすい点が難点ではあるが楽しむには十分だ。ただ、人気の上位モデルのSephiaに比べると見劣りする点は致し方ない。

新潟上越エリアの堤防エギング釣行で「秋アオリイカ」6杯キャッチ
使用したロッド(提供:TSURINEWSライター藤岡和貴)

グロー系にアオリイカヒット

まだ暗い堤防や岩礁帯はアオリイカの警戒心が低い。場合によっては足元で優雅に泳いでいることもある。アオリイカは一般的に目がいいと言われている。そのため、蛍光色が強いグロー系が効果的だ。

新潟上越エリアの堤防エギング釣行で「秋アオリイカ」6杯キャッチ
グロー系カラーの餌木(提供:TSURINEWSライター藤岡和貴)

今回私は、エギ王K NEONBRIGHTを使用した。少ない光量でも餌木全体が発光するため朝間マヅメに使用しやすい。朝マヅメは激しいシャクリでは無く、ゆっくりと誘いあげる。簡単に時計で例えるなら6時から12時まで大きく5秒から10秒程度待つ。そして再び誘いあげるパターンを繰り返す。

新潟上越エリアの堤防エギング釣行で「秋アオリイカ」6杯キャッチ
アオリイカヒット(提供:TSURINEWSライター藤岡和貴)

ゆっくりと誘い巻き上げているとアオリイカがヒットした。まだまだ新子のためサイズは小さいが、今年の初物としては嬉しい瞬間だ。

日中はエギをチェンジ

日も昇り、明るくなってくるとアオリイカの警戒心は高くなる。そのため、アオリイカの興味を持たせて誘いだす必要がある。そこで今回は、LQレンズエギとFLASHBOOSTの2種類で攻めていきたいと思う。2種類ともタイプは反射が強い特徴がある。

日中の光を利用することで生命力ある海老の体内をイメージを連想させることができる餌木だ。ただそれだけはアオリイカは釣れない。

だからこそ明け方とは違う誘いが必要になってくる。

激しめの誘いで追釣

日中の釣りはいわゆるサイトフィッシング(アオリイカを見ながらの釣り)のため、誘いは明け方とは異なり激しめだ。アオリイカに興味を持たせなければ反応して追いかけてはこない。ただし、激しく誘ってからの5秒から10秒程度待つ流れは変わらないので注意だ。

新潟上越エリアの堤防エギング釣行で「秋アオリイカ」6杯キャッチ
激しめの誘いでゲット(提供:TSURINEWSライター藤岡和貴)

激しく誘い、待っていると磯から突然ふらっとアオリイカが顔をのぞかせる。興味をもったアオリイカはしきりに餌木を追いかけ抱き着いてきた。

最終釣果とポイント

今回は状況に合わせた餌木とアクションを加えてキャッチは6杯だった。しかしながら、10杯以上のバイトがあったため十分に楽しめる時間を過ごすことができたと思う。

餌木使い分けが重要

アオリイカは状況に応じて餌木を交互に使い分ける必要がある。夜から明け方については夜光型の餌木を使用し、ゆっくりと誘うことでアオリイカのやる気を高めている。逆に明け方から日中に関しては激しく誘うことでアオリイカのやる気を高めている。

メーカーから販売されている餌木の特徴を理解した上で挑むことが最も効果的な釣果に繋がることだろう。

「間」が重要

またどちらの状況下であったとしても、誘いを入れた後にしっかりと5秒から10秒ほど我慢しアオリイカの抱く間を与えられるかであろう。

新潟上越エリアの堤防エギング釣行で「秋アオリイカ」6杯キャッチ
要点をおさえて数を伸ばそう(提供:TSURINEWSライター藤岡和貴)

この2つを最低限行えば釣果は付いていくことだろう。難しいアクションや高価なタックルはその後でもいいだろうと筆者は考えている。

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<藤岡和貴/TSURINEWSライター>

▼この釣り場について
糸魚川の堤防
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