11月14日(月)~15日(火)の2日間、新潟県信濃川支流五十嵐川にサケ有効利用調査に行ってきた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 平賀精一)
五十嵐川でサケ有効利用調査釣行
7時から受け付けが始まり、参加者が集まったところでミーティング開始。調査時間は8~16時(16時には帰着受付を済ませる)、調査区域はP/L橋(渡瀬橋下流のガス管橋)~昭栄大橋まで、釣法はルアー・フライ・エサ釣りで、シングルフックのみの使用となるなどレギュレーションの説明、そして調査の主旨などを聞いて8時に実釣スタート。
当日は、8.3mのサーモン専用竿を使用。フロロカーボンライン5号8mに直接サーモンバリ19号を結び、目印を5個結んだ仕掛けを使った。少し短めなのは、魚とのやりとりを楽にするため。目印の5個は、3個と2個に離して配置し、水深や竿の角度の変化があっても底がわかりやすいように工夫した。エサは、サンマを幅1cmほどで、長めになるよう斜めに切ったものを使用。
初日は、増水と濁りに苦戦。前日の雨の影響を受け、釣果は全体で0尾と厳しいものであったが、午後から減水し始め、濁りも薄くなってきたことはプラス要因だった。
早々に本命顔見せ
翌日もミーティングが行われ、平水に近く、濁りも引いているとの情報共有。また、夕方までは雨も大丈夫そうという話があり、釣る気満々で8時に入川。

本命との出会いは、すぐにやってきた。P/L橋の直下流で釣っていた同行の高窪さんにヒット。サーモン竿がきれいな弧を描いている。続いて、同行の内田さんにもヒット。
78cm4kg超えオス浮上
そして、とうとう私にも本命のアタリ。下流に向け流れていく目印が一瞬止まり、モゾモゾしたと感じた瞬間に大きくアワセを入れる。しかし、何も反応がないい。サケは何が起きているのかわからず、ジッとしていることがあるのだ。
さらにアワセを入れると、沖にゆっくり動き出す。「間違いない!」と、さらに追いアワセを入れる。硬い口を貫通させるには、しっかりした追いアワセが重要なのだ。
ここから、魚が一気に動き出す。力強い引きで竿を大きく絞り込み、沖へ、下流へ、上流へ縦横無尽に動き回る。何度も寄せては離される力強いやりとりが、この釣りの魅力だと思う。

下流へ100mほど下ったあたりで、そこで釣っていた内田さんに協力してもらってランディング。
最終の16時前に、私はオス1尾、メス1尾。内田さんはオス2尾、メス2尾。高窪さんはメス3尾。ほかに、3人ともフックアウトが数回あり、サケ釣りを存分に楽しむことができた。
参加には申し込みが必須
最後に来年度、釣行を希望する人のために、今年の日程を記しておきたい。
この調査に参加するには、事前の申し込みが必要で、往復ハガキのみで申し込みが可能。
土日祝日の希望は第1次募集となり、7月1日~15日必着。グループでの申込みは不可。平日の希望は第2次募集となり、7月27日~8月10日必着。グループの申し込みが可能なため、今回は会社の同僚と3人で申し込んだ。
希望日が申し込み多数の場合は、厳正な抽選により日程が決まる。
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<週刊つりニュース関東版 平賀精一/TSURINEWS編>
▼この釣り場について五十嵐川
この記事は『週刊つりニュース関東版』2022年12月9日号に掲載された記事を再編集したものになります。The post サケ有効利用調査釣行で78cm4kg超えオス手中【新潟・五十嵐川】 力強いやり取りが魅力 first appeared on TSURINEWS.