12月前半 、息子に誘われ、午後から千葉県の勝浦漁港にアジングで釣行した。この日の釣果は、息子と2人で20~25cmアジ43尾。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 山野正義)
勝浦漁港でアジング釣行
12月6日(火) 、息子に誘われ、午後から千葉県の勝浦漁港にアジングで釣行した。私はこの釣りをやるのが初めてだが、息子は「ハマってしまうほどおもしろい釣りだ」と言う。
16時すぎに勝浦漁協前に行くと、ズラリと釣り人が並んでいる。中央付近に空きがあり、両隣にあいさつをして入れていただいた。
ほとんどの人が遠投サビキ釣りで、回遊しているサバが入れ食い状態。息子の話では、サバの下にアジが着いているので、暗くなれば釣れ出すとのこと。

1投目で本命20cm級
息子はキャロライナリグで沖め、私はジグヘッドにホワイト系のワームをセットし、アンダーで約5m先にキャスト。ワームの着底と同時にコツコツとアタリがあり、穂先をゆっくりあおるとヒット。
サバが掛かったのかと思ったが、上がってきたのは20cm級アジ。1投目から本命が釣れ、まさにビギナーズラック。
その後、毎投のようにアタリはあるものの、ヒットするのは25cm前後のサバばかり。フォール中にラインが横に走ったり、止めで食ってしまったり入れ食い状態。「サバの層を通過させないとアジは釣れないよ」と、厳しい息子のひと言。
暗くなり街灯下へ移動
17時ごろまでにアジが5尾、サバは20尾以上の釣果。周囲が暗くなると、ピタリとアタリが止まる。ワームを蛍光色に替えるが、効果なし。周りもまったく竿が立たなくなり、サバも釣れていない。
「日が暮れたときによくあるパターンだ」と息子は言う。私はこれで終了だろうと思っていると、明るい場所が空いたので移動することに。

ワームの付け方でヒット率改善
街灯に照らされ、停泊している船の右側に明暗ができている。「たぶん釣れると思うよ」と、息子がキャロライナリグを外した仕掛けでキャストすると、2投目で本命がヒット。その後もサバ交じりでポツリポツリと釣り上げる。
私は5投に1回くらいアタリは出るが、ヒット率が悪い。「そのワームの付け方じゃアタリが出ないよ」と言われて確認すると、微妙に曲がっている。「これくらいの差で?」と思ったが、付け直すとすぐにヒットした。
息子の竿で連発
18時30分ごろになると、活性が上がってきた。10mほどキャストし、カウント15~20秒ラインをゆっくり探ると、毎投のようにアタリが出る。だが、空振りも多く、ヒット率が悪い。
一方、息子はアタリが出れば高確率でヒットさせ、連チャンも決める。帰り支度を始めた息子が、「俺の竿のほうが釣れると思うよ」と言うので借りてみると、1投目から3連チャン。その後も入れ食い状態になる。

アジングにハマりそう
帰る時間を考え、後ろ髪を引かれる思いで19時前に納竿。仕掛けの差でこれほど釣果に差が出るのかと驚かされた。
この日の釣果は、息子と2人で20~25cmアジ43尾。私はヘラ釣り歴約60年だが、アジングに少しハマりそうだ。

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<週刊つりニュース関東版 山野正義/TSURINEWS編>
▼この釣り場について勝浦漁港 この記事は『週刊つりニュース関東版』2022年12月23日号に掲載された記事を再編集したものになります。The post 堤防での親子アジング釣行で本命43尾【千葉・勝浦漁港】 キャロライナリグが的中? first appeared on TSURINEWS.