女性アングラーさんがどんどん増えて、その仲間入りした私ですが、女性が釣りをする上で気をつけておいた方がいいだろうと思うことがありました。私の経験したことから女性が釣りを始めるにあたり気をつけることをいくつかご紹介します。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター永田美紀)

釣りにハマった女性が本音で教える【女性が釣りを始める時に気を...の画像はこちら >>

釣りは男性の趣味?

一昔前は釣りは男性の趣味というイメージが強かったと思います。今は女性の釣り人口も増えてはいますが、やっぱり男性が多くて女性が釣りを始めるのは少しハードルが高いのではないでしょうか?

ここを気をつければ大丈夫!ということを自身の経験をもとに、女性アングラーさんがもっと楽しく釣りができるためにお伝えしたいと思います

何よりもトイレ問題

釣りに行きたいけど、トイレが心配な方も多いと思います。綺麗に整備された釣り公園などは問題ないですが、港などの堤防や地磯などで釣りをする際、何よりも一番トイレが困ります。トイレは少ないです。釣り場に行く前にトイレの場所は必ず確認しておいた方がいいでしょう。

公衆トイレは清潔でなかったり、トイレットペーパーが備え付けてなかったりする所もあるので、私はトイレットペーパーを必ず車に乗せてます。また、コンビニのトイレを借りることもあります。トイレだけ借りるのは気が引けますよね。マナーとしてトイレをお借りする時は何かを購入するようにしています。

私は4年間釣りをしてきて、釣り場よりも公衆トイレの場所の方が詳しいかもしれません。内緒の話ですが、車の中にいざという時のために携帯トイレも入ってます。まだ使ったことはないんですけどね。

釣りにハマった女性が本音で教える【女性が釣りを始める時に気をつけて欲しいこと】
トイレのないサーフ(提供:TSURINEWSライター永田美紀)

女性アングラーはやっぱり珍しい

私は、一人で釣りに行くことも多いのですが、珍しいのか声をかけて下さる方がいてとてもありがたいです。コミュニケーションが苦手な方もいると思いますが、挨拶はきちんとしておいた方がいいと思います。地元の方とか釣り人さんは基本優しい方が多いので、仲良くなれば『あそこが釣れるよー』『こうやって釣ればいいよ』と教えて下さる方も多いです。

とてもありがたい情報を頂けると思います。

とはいえ、たまには困った方もいることは確かです。朝マヅメにアジングをしてて、2匹釣れた時に声をかけてくれたおじいさん。とにかく話が長くて聞いているうちに時合い終了なんてことも。男性アングラー2人組で釣りをされてる所に後から行って挨拶して『釣れてますか?』と声をかけたら、舌打ちして睨まれたことがありました。なんで睨まれるの?舌打ち?私何かした?さすがに腹立ちましたが、やっぱり怖いのですぐにその場を離れました。

自分の中のその日の本命ポイントだったので悔しかったのを覚えています。できれば、複数人での釣りをオススメします。経験者が一人はいた方がいいでしょう。女性一人での釣りに行こうと思う人は少ないとは思いますが、念のため(4年間釣りして女性単独アングラーさんには釣り場では3~4人しか出会ってません)。

SNSでの注意

Instagramで釣り関係の投稿をするようになり、ありがたいことにフォロワーさんも増えて楽しんでいます。Instagramのおかげで釣り仲間ができたこともあります。でも、楽しいばかりじゃないのが SNSの世界です。

トラブルになった話を良く耳にされると思います。いろんな方がいるんです。人それぞれ生活も考え方も違っていいのですが、中には自分と違う考えの人にわざわざコメントやDMで明らかに悪意のある内容を送ってくる方もいます。私は即ブロックです。

釣り場バレ問題

釣り人さんは場所バレを嫌う方が多いです。相手の画像で釣り場があそこだと分かってもコメントに『あそこでしょ』と場所が分かる地名などは書かない方が賢明です。釣れた投稿があって、どこで釣れたのか気になって唐突にどこですか?と聞くのもやめた方がいいと思います。コメントではなかなか答えづらいし、DMでも仲よくもないのに挨拶もなしにいきなり場所聞く?とイラっとする方も多いと思います。

個人情報の出し過ぎに注意

知人が SNSで「住んでるとこを見つけられた」と言ってたことがあったので、特に女性は気を付けておいた方がいいと思います。釣果を投稿して自己満に浸るもよし(私はこのタイプ)コメントでコミュニケーションとるもよし、自分の記録として残すのもよし、いろんな使い方のできる SNSを上手に活用すると釣りの幅が広がるかもしれません。

体格や体力的な問題

一度は釣ってみたい大型の魚。YouTubeを見てると大型の青物などを釣っている女性アングラーもいて憧れます。憧れますが、自分ができるかというと別です。

私はおばちゃんですので体力的にも全く自信がありません。ロッドだけでも重たくて上手く扱えませんので、いつかはという夢は持ちつつも自分ができる釣りを楽しんでいます。

自分に合った釣りを選んでみてください。特にこだわりのない方は、私もやっているアジングやエギングはオススメです。タックルも軽くて扱いやすいです。

釣りにハマった女性が本音で教える【女性が釣りを始める時に気をつけて欲しいこと】
エギングで釣ったアオリイカ(提供:TSURINEWSライター永田美紀)

釣りは女性も楽しめる

・近くにトイレを見つけておくこと
・複数人で行くこと
・釣り場でのコミュニケーション
・SNSの上手な活用
・自分に合った釣りを選ぶ

これに気をつければ、女性も趣味として釣りを楽しめること間違いなし!?

私も若くてかわいい釣りガールさん達に負けないように、おばちゃんパワー全開で自分のできる釣りを今以上に楽しみたいと思います。

釣りにハマった女性が本音で教える【女性が釣りを始める時に気をつけて欲しいこと】
猫と一緒に釣り(提供:TSURINEWSライター永田美紀)

陸っぱりルアー釣りが大好きな女性の失敗談6選 竿折れずに骨折れた?

女性アングラーから学ぶ【釣りライフの楽しみ方】 柔軟な姿勢が秘訣?

釣り歴4年の女性が激白 『釣りを始めて良かったこと&良くなかったこと』

<永田美紀/TSURINEWSライター>

The post 釣りにハマった女性が本音で教える【女性が釣りを始める時に気をつけて欲しいこと】 first appeared on TSURINEWS.
編集部おすすめ