カヤックに魚群探知機!?ちょっと大げさだなぁと感じる方も多いかもしれません。しかし、魚探の装着は釣果だけでなく、安全面でも大きなメリットがあります。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター福永正博)
魚群を見つけられる
魚探ときいて真っ先に思いつく機能がこれ。やはり対象魚やベイトフィッシュの有無がわかるのは大きなメリットです。魚のいるレンジ(タナ)も把握できるため、効率的に攻めることができます。しかし、まったく魚の反応がない場合でも釣れる可能性はあるので、魚探に頼りきってしまうのも考えものではあります。

地形変化がわかる
魚は地形が変化している場所に着いていることが多いです。魚探があれば、水中のストラクチャーやカケアガリの存在がわかり、海上からは見えない釣れるポイントを見つけることができます。
マーキング機能が便利
ほとんどの魚探には、特定の位置を記録するマーキング機能があります。苦労して見つけたポイントや、たくさん釣れたポイントはマーキングしておきましょう。次回の釣行時はすんなり同じ場所に入ることができます。
等深線が入力済みで便利
機種にもよりますが、魚探にはあらかじめ海中の水深変化をあらわす等深線が記録されたマップが内蔵されているものがあります。おおよそ魚が着きそうなポイントがわかるため、初場所での釣行時には大いに役立つことでしょう。

向きがわかる
魚探はカヤックの進行方向を表示します。沖に流されていないか、航路に向かって流されていないかなどを把握することは事故防止につながります。

移動スピードがわかる
魚探には、カヤックの移動速度を表示する機能があり、漕いでいるスピードや、風に流されているスピードがわかります。あまりに速くカヤックが流されている場合は警戒が必要。魚探はそのような危険にいち早く気づかせてもくれます。

GPSで帰還地点がわかる
出艇場所からどんどん沖に出ていくと、海上からは思った以上に元の場所がわかりづらくなります。また、濃霧になると方向感覚すらつかめなくなることも。魚探にはGPSが内蔵されているので、自分がいる位置がわかり、帰着困難を回避します。
水深がわかる
水深がわかると座礁防止になります。特に足漕ぎカヤックの場合は、ドライブユニットやラダーが水中に突き出ています。水深が浅くなってきたら、それらを引き上げて着岸の準備をしなければなりません。また、沈み根や海中の定置網の存在に気づくこともでき、安全面に貢献します。
魚探を駆使して快適なカヤックフィッシングを
カヤックフィッシングでの魚探装着はメリットだらけ。あえてデメリットを挙げれば、購入時の出費と、準備と片付けが少しだけ面倒なことくらいです。
カヤックフィッシングを魚探なしでやっている方は、ぜひ魚探を導入してみてください。今よりもっと戦略的に、より安全に釣りが楽しめるようになりますよ。

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<福永正博/TSURINEWSライター>
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