女性と一緒に釣行したとき、つい同行してくれた感謝を忘れて自分の釣りに夢中になってしまう筆者。大切な人や家族と共有できる「釣りの幸せ」のために、筆者の釣行経験のなかから、これはやってはいけない「やらかしがちな地雷5選」を紹介するので参考にしてほしい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松永一幸)
やらかしがちな地雷5選
女性を誘っての釣行(釣りデート)のはずが、ついつい男同士で釣りに来てる感覚に陥り、「釣りに夢中」になってしまう貴方。知らないうちに「地雷」を踏んでいますよ。
筆者は、「好きなことに貪欲な性格」のため、よく「お叱り」を受けて、調教される日々でございます。
今回はそんな釣行経験のなかでも、とくに「猛省」した地雷5個を、エピソードを交えてご紹介してまいります。
釣りに夢中で『放置プレー』
タイドグラフで、「時合い」を狙ってフィールドに入るのは、釣り人としては当然で常識なのですが、その姿が実は「非常識」にも映ったりします。
釣果に恵まれたことが、「不幸な出来事の引き金」に・・・。振り返ると「不機嫌な面持ちで海を見つめるパートナー」がひとこと、「私を、忘れてたでしょ?」。
楽しい時間は、大切な人と一緒に分かち合うのが、エスコートする男性の責任なのです。
ちょっと様子見で小一時間
釣果に恵まれず、「ラン&ガン」で新しいポイントへ着いて、「まずは1匹釣っておきたい。」と、腕に覚えのあるアングラーなら考えますよね。その考え、とても「危険」です。
エギングで1投すると、だいたい「20分くらい」だとして、イカパンチのリアクションがあったりすると、さらにもう1投するのが釣り人ですよね?すると、気がつけば「小一時間」。その間、パートナーを車に置き去りにしてしまう結果に・・・。
筆者は、この悪い癖が治らない「重症患者」で、荒療治が必要と診断をされ、某港で「強制隠れん坊ゲームの刑」が執行されました。
お仕置きも
パートナーが突然の失踪&行方不明に・・・。完全に青ざめました。血眼で探しました。
そのパートナーは、隣の港でアジングしながら、そんな私を横目で観察していたようで、「ここだよ。」と筆者を呼んで、一言「そんな気持ちなのよ??」と。たまに、夢に見るほど「猛省した出来事」でした。

釣りに不慣れなことを忘れる
はじめて釣りに誘ったときのことです。ついついアジングで、反応のよい日でした。ふと、振り返ると「つまらない」と聞くまでもない佇まいのパートナー。
耐えきれず、つい「リグ結ぶ?」、「釣る?」と安易に聞いてしまったのですが、「うん。」と笑顔で返してくれたパートナー。
しかし、「ちょっと待っててね。」と言った後に数投して、魚の反応がなくなったタイミングを見計らって、パートナーのリグをセットしました。その後は、2人でアジングを楽しめたので、よい釣りが出来たと思っていました。
フォローを最優先に
でも後日、この日の「出来事」に触れるタイミングがあったので、正直な気持ちを聞いてみました。
すると本音は、「釣りにきているのだから、釣るに決まってるでしょ?」「何しにきているの?」「結ぶ? は??、結ぶに決まっているでしょうが??」との貴重な建設的意見をいただきました。
はじめての釣り人には、「自分のこと」より「はじめての人」へ、最大限に真心で集中すべきと学びました。

トイレは最優先確認事項
男性アングラーは「釣果優先」でフィールド選びをしていますが、女性からすればそれは「拷問」でしかないのです。なぜなら、そんな自然豊かでロケーションのよいフィールドには、トイレはないのですから。最低、「コンビニまで車で5分」の立地条件が必須の項目になります。
また、フィールドの近くに「物産館」や「トイレ付のコインランドリー」などがあれば、さらに好条件と言えます。
筆者は一度、パートナーを沖磯に連れていってしまい、「私は、何処でしたらよいの?」と背筋が凍るようなご質問をいただいた経験があります。
不衛生は無いと同じ
トイレは、あればよいものではありません。「窓が割れてなくなったままのトイレ」や「男女共同のトイレしかない」など、女性が使用するのにハードルが高いトイレは、不安な気持ちにさせ、釣りが嫌いになる原因にもなります。
また、「昆虫が勝手にゲスト出現する」や「扉の鍵がない(破損したまま)」のような環境では、衛生面で心配が募るため、とくに女性目線では、「避けたい場所」に映ります。
トイレを使用するアングラーは、モラルある姿勢とマナーを守る心構えを持ってもらいたいものです。設置してもらったときの状態を維持出来ないのは、使用するアングラーの責任だと思うからです。筆者はこの意見を聞いてから、できる範囲で掃除などを心掛けています。

バラしを強く指摘
ある日の釣行のことです。パートナーのロッドが綺麗な弧を描き、ティップが海面に突っ込むよいアタリがありました。隣でサポートに入った筆者は、「そのまま耐えて!」と言葉をかけますが、その声は虚しく空を切りました。
パートナーは不可解な行動に移り、ロッドをさらに締め込みだしたのです。
その後、帰路の車内で、名言を賜りました。「絶対に獲れるとは限らないでしょう?」と。
高揚ではないことも
良型とやり取りをしてるパートナー、「わ?!わ?!怖い 」とか「無理無理無理! 」と、良型の引きを、楽しんでいるのだと思い込んでいた筆者。
その後、あえなくバラしてしまったパートナー、筆者の側へ駆け寄ってきて一言… 「困っているのだから、助けて欲しいのに、なぜ助けないの?」と少し強めのお叱りを受けました。

見たことない魚は触れない
女性が、釣りの誘いに答えてくれたと安心してはいけません。釣りにもいくし、料理が得意と聞いて、「魚は普通に触れるはず??」と信じていませんか?それは、過大評価です。
「生きてる魚」と「パックに入ってる切り身の魚」は、似て非なる魚なのです。はじめての釣りで、「生きてる魚」はほとんどの女性は触れない、無理だそうです。
「怖い」と「キモい」はヘルプサイン
てっきり、釣れた魚のサイズに酔いしれて、「怖い」、「キモい」と言っているのだと、筆者は受け取り、笑顔で返していましたが、どうも素敵な勘違いのようで、これは「助けて!」と言っているのだと理解しました。
「触ったらどうなるか分からないのに、笑って見捨てたね?」と、これまた強めのお叱りを受けました。男性と女性では、リアクションが違うのだと、学ぶキッカケになった出来事でした。

筆者の誓い
数々の「不祥事」を起こしてきた筆者。それでも、笑顔で寒い海にも関わらず、釣りに同行してくれるパートナーに感謝しています。
1人での釣行も「趣味」を追及する楽しさはあるものの、やっぱり楽しい時間は、大切な人や家族と共有できると「幸せ」ですね。
「上天草市公式釣り人」へ筆者の背中を押してくれたパートナー、その気持ちに応えるべく、アングラーとして、上天草市公式釣り人として、教えてくれたことを肝に銘じて、釣りを楽しみたいと思います。
家族と釣りをされる方、また恋人を趣味の世界に引っ張り込みたい貴方へ、楽しい日々の扉を開く鍵になれば光栄です。
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<松永一幸/TSURINEWSライター>
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