釣った魚を捌くための包丁選びは重要だ。しかし釣り初心者の方が、いきなり出刃包丁を購入するのは少しハードルが高い。
(アイキャッチ画像提供:貝印)
魚を捌くのに適した包丁
まずは包丁の種類ですが、魚を捌くのに代表的な包丁は「出刃包丁」と「柳刃包丁」の2種類です。素材もステンレスから鋼、最近ではダマスカス鋼風の包丁など様々なものがあります。
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出刃包丁
出刃包丁は主に、魚を切り身にするまでの工程で使用します。長さや厚さは好みによるところが大きいかもしれませんが、骨まで断つことを考えると、やや厚みのある出刃の方がいいと思います。
柳刃包丁
柳刃は魚を3枚におろした後の工程から使用します。包丁をギコギコせずに一筋で身を切っていくためには、やや長さのある包丁の方がいいでしょう。
釣り初心者におススメの包丁とは
前提として、魚を捌く前にまず釣らなくてはならないのですが、肝心のここが一番難しく、そんなに沢山は釣れないこと・捌く機会がそこまで多くないことを留意してほしいです。
その上で、初心者が買うべき包丁のポイントは「メンテナンスが簡単・価格が高すぎない・魚を捌くこと以外の汎用性も高い」という3点です。今回、関孫六ブランドから新発売となった「しらあい」三徳包丁は、税抜6,500円と包丁の中だと中価格帯の商品です。商品の特長として、汎用性が高く、魚以外にも肉や野菜を簡単に切ることができる包丁なので、普段使いとしてもおすすめです。
包丁の人気ブランド「関孫六」
貝印の人気ブランド「関孫六」は、発売開始から40年以上、切れ味にこだわった包丁や調理道具を多数ラインナップしており、現在では1200種類を超える商品を展開しています。
貝印の人気ブランド「関孫六」(提供:貝印)創業の地、岐阜県関市で代々受け継がれてきた刀匠の名前を冠するこの「関孫六」は、国内家庭用包丁シェアNo.1のブランドです。
「関孫六」から新シリーズが登場
グローバル刃物メーカーの貝印株式会社(本社:東京都千代田区)は、白木のもつ柔らかさと本格的な切れ味を併せ持つ包丁の新シリーズ「しらあい」を2023年6月5日(月)より貝印公式オンラインストアをはじめ、全国の量販店、ホームセンターなどにて販売を開始しました。
今回新発売した、関孫六「しらあい」はハンドルに白木を使用することで柔らかさとスタイリッシュさを融合させ、手にフィットするデザインになっています。また、鋼材を柄の最後まで通す本通し仕様なので丈夫で、長時間使用しても疲れにくい作りとなっています。
関孫六「しらあい」(提供:貝印)刃付けは三工程刃付けを採用し、基本の刃付け後にできるエッジ(角)を研磨加工によりなめらかにすることで、食材への切断抵抗を小さくし、切込みが良くなり、鋭い切れ味を実現します。※店舗によって入荷日が前後いたします。
次のページで、新シリーズ「しらあい」各製品の特長についてまとめてご紹介します。
関孫六 しらあい ペティ120mm
関孫六 しらあい ペティ120mm(提供:貝印)小さなサイズで、フルーツカットなど細かい作業に適した洋包丁です。
価格:6,000円(税抜)/6,600円(税込)
関孫六 しらあい 小三徳145mm
関孫六 しらあい 小三徳145mm(提供:貝印)刃体が145mmと小さめなので手が小さい方でも使用できる万能包丁です。
価格:6,300円(税抜)/6,930円(税込)
関孫六 しらあい 三徳165mm
関孫六 しらあい 三徳165mm(提供:貝印)野菜はもちろん、肉を切ったり、魚を捌いたりと広範囲に活用できるので、これ一本で様々な料理シーンで対応が可能な包丁です。
価格:6,500円(税抜)/7,150円(税込)
関孫六 しらあい 牛刀180mm
関孫六 しらあい 牛刀180mm(提供:貝印)刃の先端が鋭いため、狙ったところに切り込みやすく、お肉を切るのに便利な包丁です。
価格:6,500円(税抜)/7,150円(税込)
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<河野陸/TSURINEWS編集部>
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