食べてもおいしい魚たちを釣りたいと、梅雨の合間を狙って福井県・敦賀沖にスーパーライトジギングに行くことにした。釣行は6月24日。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・小松大祐)
敦賀沖でSLJ釣行
ポイントは敦賀湾を抜けて、水深80mラインをドテラ流しで広く探ることにした。風は北寄りで3m程度だろうか。ほどよくボートが流れてくれる。事前情報によると40cm級のアジやサバが釣れているとのこと。今回は特に狙いの魚種を定めず、釣れるものは何でも釣っていくスーパーライトジギングで挑む。

早速タックルをセットする。最初に60gのセンターバランスのジグを選んだ。水深80mで60gのジグだと軽すぎるかと思ったが、しっかりとボトムが取れているので問題なし。潮も効いているのだろうか、ゆっくりとボートが流れていき、広範囲を探ることができそうだ。
多彩に連続ヒット
しばらくシャクっていると、カツンと金属的なアタリが手元に伝わってきた。小気味いい引きを楽しみながら水面に姿を現したのは、40cmクラスの丸々と太ったサバだった。同様に釣友にもアタリがあったようで、しばらくすると40cm以上はあるアジが水面に姿を現した。

次はジグをあまり跳ねさせないように、水中でスイミングするように巻いてくるとまたまた気持ちのいいアタリがあり、水面を割ったのはキレイなレンコダイ(キダイ)だった。潮の流れが緩くなると、40gのジグに付け替えて様子を見る。

水深が深くてもボトムさえ取れれば、軽くて小さなジグに反応が良さそうだ。魚礁の周りではアオハタ、キジハタや良型のクロソイが釣れてくれた。次にボトム付近でジグに食らいついてきたのは、なんとマイカ。ちょうど触腕にフックがきれいに刺さっており、釣り上げることができた。
60cm級マダイも登場
しばらくしてまた潮が効き始め、ボートがゆっくりと流れていく。同様にスイミング主体でジグを泳がせていると、ガツンといいアタリが伝わってきた。ラインがジリジリと勢いよく出ていく。

ロッドでうまく魚をいなしながらやり取りをする。緊張感のあるファイトの後、水面に上がってきたのは60cmクラスのきれいなマダイだった。
サゴシ追加で10目達成
定番の外道であるエソを含めると、これで9魚種。
水温も安定してきて敦賀湾の海もにぎやかになってきたようで、クーラーボックスの中は色とりどりの魚でいっぱいにできた。スーパーライトジギングにはさまざまな魚種から反応があるので、ロッド1本で一日中楽しめる。ぜひ皆さんも挑戦を。
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<週刊つりニュース中部版APC・小松大祐/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年7月7日号に掲載された記事を再編集したものになります。The post レンタルボートでのSLJ釣行でマダイにソイにサゴシなど10目達成【福井・敦賀沖】 first appeared on TSURINEWS.