横浜平潟湾周辺にて、今年のハゼの湧き具合を調査してきました。猛暑の中、ランガンで各ポイントをせっせと調査した結果、侍従川で良型の確保に成功!当日の奮闘をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
平潟湾周辺のハゼ釣り場
名前こそ平潟湾と呼ばれていますが、ここは事実上2本の運河で繋がった汽水湖にも似た形状になっていることから、波は穏やかで釣りには最適。特に、南側のシーサイドライン高架下は公園として整備されているので、快適に釣りを楽しむことができます。また、平潟湾以外でも侍従川、六浦川、宮川が、ハゼが溜まりやすい好ポイント。金沢八景駅から徒歩圏内であることから、電車を利用する釣り人にはオススメの釣り場です。
使用するタックルについては、どこも足場から水面まで距離があったり、潮の満ち引きによってはポイントが遠かったりするので、リールタックルがおすすめ。

金沢八景駅は釣り人だらけ
始発電車に乗り、6時半頃金沢八景駅に到着。すると、駅は竿やクーラーボックスを持った釣り人でごった返していました。そう、平潟湾は「船釣り基地」としても有名なので、「5時44分品川発特急三崎口行き」に乗って金沢八景駅に到着すると、この光景が名物だったりします。アジ? フグ? 大きいクーラー持っている方はタチウオでしょうか? そんな釣り人達を横目に、筆者はまず本日の第一目的地・侍従川へ向かいます。

侍従川でハゼと対面
金沢八景駅から20分程歩き、侍従川関学前までやってきました。時間的に下げ止まりに近かったこともあり、目の前(ヘチ)は底が見える状態。リールタックルを準備し、ちょい投げにてやってみることに。軽く川の中心付近まで投げて、手前までゆっくり引きずってくる作戦です。すると、1投目からアタリ!

残念ながら針掛りこそしませんでしたが、2投目では丁寧に喰い込ませ、無事1匹目のハゼを確保!とりあえず型を見られてホッと一息です。この後、アタりが途切れたら河口方向に移動する、といった形で移動していきます。

六浦川と平潟湾はアタリなし
侍従川を後にし、今度は六浦川で竿を出してみることに。実はここ、前回(といっても5年前)、良型が入れ喰いだったこともあり、今回期待していたポイントなのですが、結果は釣れないどころかアタリすらなし。30分程で見切りをつけ、今度は平潟湾でやってみるも、残念ながらここでも釣果に恵まれることはありませんでした。

琵琶島神社付近でポツポツ!
陽は高く昇り、この日も猛暑の予報であったことから、段々と危険な状況になってきました。気づけば、筆者よりもエサのイソメが先にダウン。10時前、釣りに疲れたというよりも歩き疲れて納竿としました(汗)。
道具を片付けて駅に向かって歩いていくと、平潟湾で最も駅に近い所・琵琶島神社付近、通称ケンタッキー前にてハゼ狙いと思われる釣り人2名発見!冷たいお茶を片手にしばらく見ていると、入れ喰いとはいかないまでも、時速10匹位のペースでハゼを釣り上げていました。いや~盲点でした。広い平潟湾、ハゼは駅に一番近いポイントに溜まっていたとは。

最終結果
当日の最終釣果は5~12センチのハゼ6匹。今回は色々なポイントで試したので、数こそ伸びませんでしたが、恐らく一番初めの侍従川関学前で留まってやっていれば、そこそこの数が釣れたのではないかと予想しています。
また、平潟湾も、ポイントによってはしっかりハゼが溜まっていることが確認できました。そして、陸っぱり釣りの鉄則その1「第一釣り人の発見」の重要性を、今回改めて再認識させられました。

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<尾崎大祐/TSURINEWSライター>
▼この釣り場について平潟湾
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