11月11日夜にゲストハウスHASHINSHITA (ハシンシタ)に宿泊。エイ連発な上に、穂先ガイドを破壊。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター野口昭伸)
当日の様子
この日は中潮で19:00頃満潮。朝8時までは晴れていたものの、9時過ぎから曇り始めて爆風に。今宵の本当の目当てはアジ泳がせからの大物狙いだ。

使用タックル
アジング

MajorCraftのCRX-T732AJIに、SHIMANOのソアレC2000PGSを使用。PEラインは0.4号、リーダーは0.8号を使用した。
泳がせ釣り

ヤマガブランクスBLUE SNIPER 106PS、15ツインパワーSW8000HG、PEライン4号、リーダーは100LBを使用した。

施設の説明
ハシンシタは1泊4000円~で、ゲストハウス的な簡易宿所である。その為、食事提供等などがないので自炊や近隣でも弁当購入が必要だ。

チェックインさえ済ませれば、チェックアウト10時まで伸び伸びと釣りができる。テラスにはBBQ設備もあり、要相談で拝借可能。冬場に向け薪ストーブも設置が完了していた。

まずはアジ
17時過ぎ到着した時点で既にオーナーがアジを釣っていて状況は良い。連泊中の友人と私も参戦しアジ貯金を増やしておく。そうこうしているとつりニュース社の2名もご到着。このくらいの時間に時合となり、アジが止まらなくなった。

お二人にアジングを楽しんでいただいているあいだに、私は泳がせ釣りの準備をする。基本的に泳がせ仕掛けは手作りしている。そこまでの手間ではない事と、オモリを付けるかどうかを釣り場の様子を見て決めるからだ。
釣り客が多いときにアジが広い範囲を泳ぎすぎてしまうとおまつりの原因になる為、オモリを付ける。正し基本的にはオモリは付けず、自由に泳いでもらうスタイルで泳がせをしている。
76cmヒラメ降臨
「泳がせてすぐにあたりは来ないだろう。しばらくは皿洗いでもするか……」と片付けを並行して行っていた。しかし室内の洗い場に戻ってまもなく編集長が窓越しの手招き。

「アタリが出始めたのかな?」とテラスを見ると、既にフッキングしていて、私の戻り待ちだったのだ!洗っていた鍋を置いてダッシュでテラスへ、急いで竿を手に取る。ここでの釣果はエイが多い為そんなに期待はしていなかった。
そして気持ちの良い強い”叩き”もある、「何の魚やろ……?」と思いつつも巻き寄せていると、水面に見えたのは80cm近いヒラメだった。友人と編集長がタモ2本使いでフォローし、ようやく取り込み。

上げてみれば自身のヒラメ記録(20cm)を大幅上回る、76cm5.3㎏だった。「でかすぎる……」の言葉しか出なかった。一同、興奮冷めやらぬままに、2尾目を狙っていった。

わずか10分で2尾目ヒット
2尾目を狙う為に再度泳がせ続ける。しかし私自身、満足感に満ち溢れていたので気持ちが釣りから離れてしまっていた。釣りニュース社の方に泳がせ釣り大成功の様子を見せられたからということもあるだろう。

「良いとこ見せれたし、ご飯の支度でもするか……」そう思い、投げ出していた洗いかけの鍋の処理に戻ろうとすると、何やらアジが暴れ出す……。時合なのか?ご飯の支度は中断し、しばらく穂先を見つめた。
一発でエサを持って行くエイとは違う、「コツコツ」とした長いアタリだった。ヒラメを疑う。

先ほどまでの重さは無いものの、ヒラメであることは分かった。こちらも無事取り込み、60cmくらい3.2㎏だった。2尾目までわずか10分。一同驚愕の釣果だった。
熊本の豊かな海に感謝
アジも順調、ヒラメも順当に釣れる、稀にみる調子のよい日であった。編集長が「関東ではこんなこと、多くあることではないんですよ」と仰っていた。熊本が恵まれた環境であることが強く感じられる1日だった。

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<野口昭伸/TSURINEWSライター>
▼この釣り場についてHASHINSHITA (ハシンシタ)