1月7日(日)、釣友の吉澤さんと千葉富浦方面へ釣行した。天気は、南西強風から北の強風に変わる最悪な予報。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛)
西浜堤防でクロダイ狙い
しばらく車中で待機していると次第に風向きが変わってきた。富浦の西浜堤防なら北風は大房岬で遮られて、釣果も期待できそうなので移動。
釣り人がいない3つある一番奥の堤防に向かう。先ほどまで吹いていた南西の影響で潮に濁りが入っていて、クロダイは期待できそう。
釣友にクロダイヒット
用意したまきエサはオキアミ3kgにマルキユー「チヌパワームギスペシャル」1袋と「ナンバー湾チヌⅡ」1袋を混ぜ合わせて作成。
まきエサを堤防際に撒きながら様子をみていると、エサ取りの姿は見えない。反応がないまましばらく続けていると、吉澤さんの竿が大きく曲がった。タモを持って待ち構えていると、銀色に輝く綺麗なクロダイの姿。
丸々と太った32cmメジナ登場
魚がいることは分かったので気合が入る。しかし、このあと双方にアタリなく、沈黙の時間が過ぎていく。本命を求めて黙々と仕掛けを打ち返すが、昼を過ぎると太陽が眩しくウキがほとんど見えない。
そこで、立ちウキ仕掛けに変更。その周辺にまきエサをどんどん打っていくと、ウキが怪しい動きをしてからスッと消し込んでいった。魚は一気に沈み根に向かって走りだす。
本命クロダイ36cmキャッチ
エサ取り皆無の状況下、苦戦したなかでの釣果にホッとする。連続ヒットを期待して仕掛けを振り込むがその後はシーン。
雑談しながら、ふとウキを探すと消えている。慌てて大きくアワせると、重量感があり竿先をグングンとクロダイ独特の感触が伝わる。本命を確信しながらやりとりすると、大きな波紋を上げながら、精悍な面構えの36cmクロダイを取り込む。
やがて、16時ごろになると正面から風が吹き始める。海が荒れる前に足元を洗い流して納竿した。
<週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛/TSURINEWS編>
▼この釣り場について西浜突堤
この記事は『週刊つりニュース関東版』2024年1月26日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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