春マサリベンジ。今度こそ釣ってやると意気込み、同期と狙いに行った。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版・中溝壮)
春のヒラマサを狙ってジギング釣行
人生2回目となるジギング。今回お世話になるベイスタイルに午前5時45分に集合。同期5人と先生と6人で乗り込み6時に出港した。実はこの日は私の誕生日。ヒラマサを絶対釣り上げると強い気持ちでポイントに向かった。
この日は夕方から小雨の予報。昼すぎまでが勝負。みんながジグを落とし始めた。

船中にマダイやヒラマサが上がる
早々に私が船酔いでダウンしていると「おおー!」と聞こえたので顔を上げた。すると先生の釣りザオが大きく曲がっている。釣り上げたのは1mに迫る大きなヒラマサだった。船内全員が勢いに乗り、次々とジグをシャクっていった。
私も負けずに釣り始める。

初のヒラマサをキャッチ
正午すぎに船酔いから復活し、釣り再開。ジグをボトムまで落とすと、なんとワンピッチで魚がヒット。上がってきた魚は高級魚のキジハタ「やった!おいしい魚だ」。
勢いがついて、ジグをボトムまで落としてシャクるとタックルが持っていかれそうなくらいのアタリ。初めてのヒラマサだ。
なかなか巻くことができないので、グリップエンドを股に当て、リフトしたぶん、ロッドを倒しながらリールを巻いた。そうすると少しずつ魚が上がってきた。釣り上げたのは6kg超えのヒラマサだった。
ベイスタイルの石場船長が写真を撮ろうと声をかけてくれた。初めてヒラマサを持った。

10kg超えのヒラマサも揚がる
「よし! もっと大きいの釣るぞ」と、ジグを落としてシャクリ続けると、同船者の熊谷くんから「うわっ」と聞こえたので、見ると熊谷くんのサオが曲がっていた。
ヒラマサがいると確信して、ジグを落としシャクっていると「ドンッ」と大きな衝撃。持っているスタミナをすべて使い、必死でハンドルを巻いた。無事仕留めたのは、なんと10kgほどの大きなヒラマサだった。
その後、船内は大盛り上がり。全員安打となり納竿となった。
充実したジギングゲームになった
誕生日に念願のヒラマサに出会え、また同船した皆も大物を釣り上げていたので、とても充実した一日となった。
次は夏マサに向けてこれから準備をし、さらに成長したいと思う。

<週刊つりニュース西部版 総合学園ヒューマンアカデミー福岡校フィッシングカレッジ・フィッシング経営専攻 2年 中溝壮/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース西部版版』2024年6月14日号に掲載された記事を再編集したものになります。