4月27日(日)、千葉県南房の相浜港へ釣行してきた。本命のクロダイは釣れなかったが、朝の短時間に小サバを多数キープできた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛)
相浜港で陸っぱり釣行
相浜港には夜明け直後の5時ごろ到着。ゴールデンウィーク期間中だけあって、釣り場はすでに大勢の人で賑わっている。密にならないよう距離をとって釣り座を確保。

潮回りは大潮で、館山地区は3時54分に潮位154cmで満潮、10時21分に15cmで干潮となる。潮はやや濁っていていい感じだ。
用意したコマセは、オキアミ3kgにマルキユーのチヌパワームギスペシャル、ナンバー湾チヌⅡ各1袋を混ぜ合わせて作成。
サビキで小サバ釣り
釣り始めるとエサ取りの反応はなく、生オキアミでも十分通用する。立ちウキのトップを押さえ気味にして、のんびりアタリを待っていると、ウキが斜めに入った。
アワせると小サバが釣れてきた。海中をのぞき込むと、コマセに群がっているのが見える。土産にちょうどいサイズなので、サビキ仕掛けで狙うことにした。
車に常備しているマルキユーのアミ姫にアジパワーを混ぜたコマセを使う。前者は、常温で保存可能なアミエビなので溶解の手間がなく、いつでもさっと使えるのがいい。さらに、アミエビ独特の臭みがなく、フルーティーな香りで女性や子どもにもおすすめ。
コマセを撒くと、多数乱舞。しかし、警戒しているのか一瞬群がるが、すぐいなくなってしまう。ヒシャクを使ってコマセを撒くだけでは、なかなか釣れないので、サビキ仕掛けにコマセカゴをセット。

群れが通ると小サバ連発
すると、単発ながらヒット。単純に仕掛けを上下するだけではアタリが少ないので、サビキのサイズを小さくし、さらにコマセの帯と同調させるイメージで狙うと連続ヒット。
鮮度よく持ち帰るため、10尾ほど釣れたらバケツから海水氷が効いたクーラーに移し替える。群れを寄せるため、テンポよく手返すと順調に釣れてくる。
途中、釣れない時間もあったが、群れが通ると連発するパターンが続き、1時間ほどで50尾くらいキープ。

本命クロダイは不発
その後、クロダイ狙いを再開するが、干潮に近づくと水深が浅くなってしまい、気配もないので釣り座周りを洗い流して10時に終了。
本命のクロダイは釣れなかったが、朝の短時間に小サバを多数キープできた。家族連れやビギナーにも楽しめそうだ。

<週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース関東版』2025年5月16日号に掲載された記事を再編集したものになります。