山梨県道志村を流れる道志川で、2025年のアユ釣り(トモ釣り)が6月15日(日)に解禁される。今年も両国橋から道の駅どうし周辺まで、瀬やポイントの状態は良好。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・内藤茂幸)
アユ釣り場:道志川
山梨県道志村を流れる道志川のアユのトモ釣りが、6月15日(日)に解禁となるので簡単に紹介しよう。
両国橋周辺
最下流に位置する両国橋周辺。今年も橋から下流の瀬は、石がしっかり入っているので期待できる。橋のたもとにオトリ店があり、駐車場もある。また、瀬の両側はキャンプ場なので(駐車料はかかる)川側まで車で入れる。
増水時や、水位が下がるころ、上流の支流にある神ノ川の管理釣り場からニジマス、ヤマメ、イワナなどが落ちて来る時には大型が掛かることがあるので、太仕掛けも用意したほうがいい。

七滝荘下流に架かる橋周辺
入川しやすい中流域をピックアップ。七滝荘下流に架かる橋周辺で、少し手前に数台駐車できる。橋から下流の瀬がいい。また七滝荘上流に架かる橋周辺には6~7台駐車でき、ここも同様に橋から下流の瀬が狙いめ。
さらにここから国道に出て、20mくらい上流左側に釣り人専用駐車場がある。上流の紅椿の湯周辺はあまり駐車スペースがないので、上流側を広く探るといい。

椿キャンプ場
椿キャンプ場は、千代田橋の上・下流ともしっかりとした石が入っていて、今年もよさそう。上・下流500mくらいは入川しやすく、あまり立ちこまなくても釣りができる。
駐車場もかなりの台数が停められる。またオトリもある。

善ノ木釣り人専用駐車場付近
少し上流にある善ノ木にある釣り人専用駐車場付近。橋の上・下流ともよさそうで、年によっては道の駅(放流量が多い)に放流した魚がソ上してくる。
ここより上流も、少量ながら放流されている。今年も数回に分け放流されると思う。また、5月2日には、渓魚の成魚放流がおこなわれる。

その他有力ポイント
・神社周辺
神社の敷地内に釣り人専用の駐車場がある。周辺は開けていて、上流・下流の広い範囲を自由に探ることができる。
・役場前
役場前から川にアクセスできる場所に釣り人専用の駐車場がある。特に上流側は道路から入川しやすく、初めての人でも利用しやすいポイントだ。
・和出村周辺
和出村の周辺にも駐車場があり、車を止めてすぐに川へ下りられる。
・川原畑
川原畑には専用の駐車場があり、橋を渡った先から川に下りることができる。足場も整っていて、釣り場までのアクセスが良好だ。
・道の駅どうし周辺
道の駅どうしの近くも釣りポイントになっており、川幅が広いため広範囲を探れる。ある程度水深のあるポイントを狙うのが釣果を伸ばすコツだ。
狙うポイントやタックル
今年は水量が少ないため(4月4日現在)、大場所に限らず石がしっかり入っている場所を狙いたい。
なお、上流域にはオトリ店がない。上流で釣りをするなら、途中でオトリと入漁券を購入しないと戻ることになるので注意してほしい。
竿は、下流(両国橋から)なら9mがいいが、それ以外は7~8mあれば十分。どちらも用意すれば万全だ。

<週刊つりニュース関東版・内藤茂幸/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース関東版』2025年5月23日号に掲載された記事を再編集したものになります。