フロートリグを使った陸っぱりメバリング釣行に出かけた筆者。25cmメバルをキャッチし、同リグでの初の本格釣果を得た模様をレポート。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター新田貴史)

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倉橋島でフロートメバリング釣行

4月25日、広島県・倉橋島の消波ブロック帯にてフロートメバリングを楽しんできました。

使用リグ

使用したのは「メバルロケット」に「鯵職人 アジマストファット UVスナイソメ」の組み合わせ。これまでも何度かフロートでチャレンジしてきましたが、なかなか納得のいく釣果には恵まれず。しかしこの日、ついに手応えある一尾と出会うことができました。

1投目から本命メバルヒット

釣りを開始したのは19時30分ごろ。まだ明るさの残る時間帯で、まずは様子見といった気持ちで1投目をキャスト。すると、いきなりコンッという明確なアタリ!

フロートリグでのメバリングで25cmメバルをキャッチ【広島】巻かずに流すが正解?
フロートリグでのメバリングで25cmメバルをキャッチ【広島】巻かずに流すが正解?
メバルキャッチ(提供:TSURINEWSライター新田貴史)

合わせを入れるとすぐに上がってきたのは13cmほどの可愛らしいメバルでした。サイズこそ小ぶりですが、1投目から釣れてくれたことで気分は一気に上がります。

かけ上がりで25cm良型メバル

潮の流れを意識しながら何度かポイントを変えつつキャストを繰り返していると、20時30分ごろ、沖にあるかけ上がりを通したタイミングで「ドンッ」と今までにない強烈な引きが。ドラグを鳴らしながら走る魚に「これはデカい!」と確信。慎重にやり取りし、波間から姿を見せたのは、堂々たる25cmのメバルでした。

その太く力強い魚体を見た瞬間、心が震えるほどの興奮が。

フロートでここまでパワフルなメバルを釣り上げたのは初めてで、これまでの苦労が一気に報われた気持ちでした。

フロートメバリングの奥深さ

今回の釣行で、フロートを使ったメバリングの奥深さと魅力を改めて実感しました。とはいえ、フロートメバリングは最初のハードルが少し高い釣り方でもあります。仕掛けの組み方、流し方、キャスト精度、潮の読み方など、意識すべきポイントが多く、最初は「釣れる気がしない」と感じる人も少なくないと思います。

フロートリグでのメバリングで25cmメバルをキャッチ【広島】巻かずに流すが正解?
フロートリグでのメバリングで25cmメバルをキャッチ【広島】巻かずに流すが正解?
フロートリグでキャッチ(提供:TSURINEWSライター新田貴史)

実際、私自身もこれまでフロートではなかなか結果が出ず、このやり方で合っているのかなどモヤモヤする釣行が続いていました。

巻かずに流す

そんな中で今回感じたのは、「巻かずに流す」操作の有効性。潮の流れに乗せてフロートを漂わせ、ラインテンションだけを感じながらドリフトさせるようにアプローチすることで、メバルが自然にバイトしてくる場面が増えました。リールを巻くのではなく、潮に任せてワームを「見せて食わせる」というイメージが大切です。

遠投性に優れる「メバルロケット」と、存在感のある「アジマストファット」は今回のヒットパターンにぴったりハマりました。フロートメバリングが難しいと感じている方も、ぜひ「流してみる」ことを意識してチャレンジしてみてほしいです。いつかきっと、自分だけの価値ある一尾と出会えるはずです。

<新田貴史/TSURINEWSライター>

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