6月下旬、滋賀県高島市を流れる広瀬漁協管内の安曇川へ、アユルアーで釣行した。安曇川は琵琶湖からの天然ソ上アユが豊富で、アユルアー初めての人や初心者でも比較的簡単に釣れる河川で人気がある。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・渡邉敦)

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安曇川でアユルアー釣行

私はトモ釣り師でもあり、当日早朝からG杯鮎安曇川予選に選手として参加してから釣行した。

常案橋上流に到着するとトモ釣り師が何人も立っているので、邪魔にならない下流の離れた瀬の開きからスタートした。

タックルはロッドがラグゼ舞香S96M‐solid、リールはダイワルビアスLT2500、ルアーはジャッカルオトリミノーなどアユイングミノー各種で、掛けバリはワンデイパック舞香3本イカリ7.5号、T1全、T1要R8~8.5号ダブル蝶バリだ。

安曇川のアユルアー釣行で18cm良型がヒット!【滋賀】群れを狙ってアタリ連発
安曇川のアユルアー釣行で18cm良型がヒット!【滋賀】群れを狙ってアタリ連発
ロッドはラグゼ舞香S96M‐solid(提供:週刊つりニュース中部版APC・渡邉敦)

群れアユを狙って18cmキャッチ

ルアーを流れに乗せて下流へ送り、少し巻いて潜らせオトリミノーを底付近で漂わせてしばらく待つが反応がない。アユがチラホラとは見えるので30分ほど粘ってみたが、掛かってこない。

そこで下流へ50mほど歩くと、水深の浅いチャラ瀬でギラギラと群れアユが食(は)んでいる。群れアユの上流に立ち位置を取り、ミノーを群れの少し下流へキャスト。数回リールを巻いて群れアユの中にミノーを漂わせ掛かるまで待つと、ゴン! とアタリ。だがすぐにバレてしまった。

まだ群れアユがいるので、もう一度オトリミノーを群れアユの中に入れるが警戒したのか、なかなか掛からない。軽くチョンチョンとトゥイッチすると、ハリに掛かってくれた。追い星がきれいな18cmの良型だ。

安曇川のアユルアー釣行で18cm良型がヒット!【滋賀】群れを狙ってアタリ連発
安曇川のアユルアー釣行で18cm良型がヒット!【滋賀】群れを狙ってアタリ連発
群れアユを狙って掛けた18cm(提供:週刊つりニュース中部版APC・渡邉敦)

群れの中にルアー横切らせるとヒット連発

同じパターンでトゥイッチするが、掛かる気配がない。今度は群れの中にルアーを横切らせるとガツガツとヒット。

先ほどより小ぶりの16cmだ。

このパターンで釣れるかもと同じく群れの中にミノーを通すと、18cmを追加した。ここで掛けバリを確認すると、トモ釣り以上に傷んでいる。

イカリよりもダブル蝶バリの方が掛かるかもと掛けバリを交換。するとこれが当たり。すぐにガツンとヒットして18cmのアユを追加できた。

さらにヒットしたが、これはニゴイ。切られるぅ~と思ったが、すぐにハリが外れてくれた。さらに30cm近い魚もヒットしたが、すぐに外れてしまった。おそらくハスかウグイだろう。

安曇川のアユルアー釣行で18cm良型がヒット!【滋賀】群れを狙ってアタリ連発
安曇川のアユルアー釣行で18cm良型がヒット!【滋賀】群れを狙ってアタリ連発
サイズダウンの16cm(提供:週刊つりニュース中部版APC・渡邉敦)

その後はアユが警戒してしまったのか、反応なく終了とした。ここ数年人気のアユルアーだが、始める上で注意することとして、トモ釣り師の邪魔にならない程度離れ、近くにルアーを投げ入れたりしないようにしてほしい。

トラブルのないようにお願いします。

またアユルアーをして良い川、一部分のみのアユルアー専用区、アユルアーがダメな河川があるので、各漁協のホームページなどで確認して釣行してほしい。

<週刊つりニュース中部版APC・渡邉敦/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年7月11日号に掲載された記事を再編集したものになります。

安曇川のアユルアー釣行で18cm良型がヒット!【滋賀】群れを狙ってアタリ連発

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