雲一つない青空にギラギラと太陽が昇る6月19日、ポイント開拓のため友人と三重県尾鷲市の大曽根浦漁港に釣行した。
(アイキャッチ画像提供:提供:週刊つりニュース中部版APC・波瀬金鉤)
大曽根浦漁港でサビキ釣り
東側の端から北に向かい200mの防波堤が設置されている。その先端部分には消波ブロックが沈められており、小魚が集まりやすい。
当日の潮汐は小潮で10時満潮の潮回り。風もなく穏やかな釣り日和だ。ただ日中の最高気温は37度と異常に高い。熱中症にならないよう早朝6時から釣り始めた。ポイントの水深は7m。水中の透明度が高く海底をはっきり視認できる。

サビキ釣りでアジヒット
サビキ仕掛けを用意して投入するとまきエサに小魚が寄ってきた。サオ先を揺らしながらまきエサに擬似エサを同化させるとヒット。
時計の針のようにぐるぐると右回転。連掛けを狙いたいが、放置するとラインが絡まるので早めに巻き上げた。
釣れたのは10cmのマアジ。尾ビレが黄金色に輝く体色の良い個体だ。

穴釣りでカサゴも追加
次に防波堤先端の消波ブロックで穴釣りをする。三角形のテトラで、中心に穴が空いている。空洞が大きく根掛かりの少ないフィールドだ。簡単に底取りができる。
そこからゆっくり巻き上げると小さなアタリが続く。なかなか乗らないのでアクションを止めるとヒット。一気に釣り上げた。
釣れたのは15cmのカサゴ。日差しに照らされてより一層赤く見える。その後はベラも交じりながら3匹追加。徐々に気温が上がり暑くなってきたので納竿した。

新ポイントの手応え
今回は新規ポイントを開拓しようと三重県尾鷲市の大曽根浦漁港に釣行した。結果、アジとカサゴの生息を確認することができた。
特にアジの魚影は濃いので釣果は期待できる。南蛮漬けにすると美味なサイズなので、この時期に釣りを楽しんでみては。

<週刊つりニュース中部版APC・波瀬金鉤/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年7月11日号に掲載された記事を再編集したものになります。
