今が旬のイシガキダイ。刺し身はもちろん、煮付けなどと料理の幅も広い。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・松田正記)
あばらとは
あばらとは、魚の「あばら肉」で、腹骨周りに付いた身のこと。一般的には煮付けやみそ汁にするが、グリルで焼いても美味い。
部位ごとに分ける
まずは持ち帰ったイシガキダイを下処理。

滑りが強いので、魚の表面はタワシでゴシゴシ。次に頭とワタをとり、3枚におろしていく。

あとは腹骨を削ぎ落し、サク取り。身は刺し身などにし、背骨はみそ汁や煮付けに。今回は腹骨だけを使用する。

グリルで
腹骨が用意できたら、軽く塩を振ってアルミホイルに並べる。あとはグリルに入れ、中火で焼いていく。
ブチブチ音
グリルで焼くこと7~8分、魚の脂によってブチブチと音がしてくる。ここで裏返しにしてもう片面も焼き、表面にほんのり焦げ目が付けばOK。
隠し味
あばらが焼けたら、隠し味にポン酢を少し垂らすとGOOD。美味さも格別。まさに釣り人の特権だ。ちなみに型が大きいほど身も多いので、「キロ超え」が釣れたときに試してほしい。

<松田正記/TSURINEWSライター>
