「変わった魚を、変なもので釣る」のがマイブームの筆者。今回狙ったのは淡水の怪魚・草魚(ソウギョ)。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松尾海輝)
変な魚を変なもので釣る
最近、自分の中でブームが来ているのが、「変な魚を、変なもので釣る」という遊び方だ。今回狙ったのは淡水の怪魚・草魚(ソウギョ)。コイ科の外来魚で中国原産。日本では河川や湖沼に放流され、繁殖力が高く雑食性。名前の通り草や水草を食べる魚だ。

その力は凄まじく、1m超え・10kg級の巨体が水面を割る迫力は、まるで丸太が暴れているようだ。
筑後川でソウギョ発見
釣行は事前情報ゼロ、前日の深夜0時半に出発し、午前3時に現地着。懐中電灯片手に川沿いを探し歩くが、夜明けまでソウギョの気配はなし。

諦めかけて戻る途中、水面に大きな波紋を発見。「……いる!」テンションが一気に上がり上流の水門を攻めたが、筑後川特有の干満差でエサがひたすら流されてしまう。
トライアルのオクラ投入
ポイントを見切り別の支流へ移動すると、バケモノ級の草魚がプカプカ。パンやレタスを流すと食った。

最後に試したのが、スーパー・トライアルで買った特売オクラ。沈んだ瞬間、思いっきりフッキング、ロッドが一気に絞り込まれた。
メーターオーバーの衝撃
タックルはワールドモンスター734とアンバサダー5501。怪魚用タックルでゴリ巻きし、上がってきたのは推定110~120cm・10kg超えの草魚。草食系という言葉が嘘のような、暴力的な引きだった

次はルアーで
オクラでメーターオーバーを釣れるとは思わなかった。次はルアーで仕留めたい。変な釣りの面白さは、まだまだ広がっていく。
<松尾海輝/TSURINEWSライター>