最低でも数時間は海上に滞在することになる船釣り。その間にトイレに行きたくなったらどうするの?気になる遊漁船のトイレ事情と対策を紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター檜垣修平)
遊漁船のトイレ事情
遊漁船には海の上で乗船客が催しても大丈夫なようにマリントイレが設置されている。マリントイレは全ての船に付いているわけではないが、一般的な遊漁船なら最近は付いている所が多い。

チャーター専門や漁師の方が土日だけ遊漁をやっているような場合、ボートシーバスガイドの様な小型船舶にはマリントイレは付いていない事もある。
事前の確認を
男性の場合、あまり大声で推奨は出来ないのだが小の方なら船べりで済ませることが出来る。女性の場合はそうもいかないので、遊漁船に乗船の際はチェックしておくと良いだろう。ホームページにマリントイレの有無を記載している所も多いが、船長に電話で直接聞く方が確実だ。
マリントイレの注意点
マリントイレは詰まりやすい。そのため、船によっては「流しながら利用してください」、「船酔いで戻す場合はマリントイレを使わないで下さい」といったお願い事がある場合がある。使用に際しての注意事項はトイレの中の張り紙に書いてあったり船長から口頭での指示がある。

海の上で詰まらせてしまった場合、その後は帰港までトイレが使えないという事になり他の乗船客にも迷惑が掛かるので注意しよう。また、詰まらせるともちろん清掃業者を呼ぶ必要が出てくるので、詰まらせないようにすることが重要だ。とはいえ普通に用を足すだけなら詰まることは基本無いので、過度に心配してトイレを我慢する必要は全くない。用意されたものではない紙を使ったりしなければ問題ないだろう。
トイレがない時は?
さて、マリントイレが無い場合はどうするのか。帰港まで残りわずかなら我慢すればよいが、にっちもさっちもいかなくなった場合は船べりで全て済ますこととなる。筆者が良くいく船はマリントイレが付いているため、そういった緊急事態になったことはないが、不測の事態に備えてポケットティッシュをタックルボックスに忍ばせてある。
意外と釣りに集中していると船の上ではあまり便意が襲ってこないので、ちょっと危ないか?という雰囲気があった時もなんやかんや事なきを得ている。
重要なのは予防
せっかく遊びに行くのだから、こんな心配をしないで済むための予防が重要だ。船に乗る前日は暴飲暴食や激辛料理は控えよう。というか普通の日常生活を送って早めに就寝すればよいだけである。ちなみに私の友人は乗船前日に某カップ焼きそばの獄激辛を食べて、翌日はベタ凪なのに船の上でぐったりしていた。皆さんも気を付けよう。
予防策をとる
私個人のルーティンであるが、船に乗る前日や朝起きて腹の調子がどうにも良くないという時はヤクルト1000と常備薬としてビオフェルミンS錠に頼っている。私は元々胃腸が強くない方なので単なる思い込み効果でしか無いのかもしれないが、ヤバイ状態で何かすがれるものがあるとないとでは心の持ちようが違う。
腹を下した状態では釣りに集中できないのでそれだけは避けたいところだ。ヤクルト1000は人によっては排便頻度が著しく上がってしまうという方もいるので個人個人で自分に合ったルーティンを確立しておくと良いだろう。
<檜垣修平/TSURINEWSライター>