今回は幻の高級魚と呼び名の高いクエを、山口県での夜釣りで狙ってみました。本命3本のキャッチに成功したのでレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・多賀英二)
夏の夜釣りでクエ狙い
夏の夜釣りは日中に比べて、かなり快適に過ごせます。快適に過ごせると言っても、油断は禁物で多めに飲み物を持って行くことも必要です。

蚊対策は必須
そして釣り場によっては、蚊が大量発生することもあるので虫除けスプレーと蚊取り線香も必需品といっていいでしょう。
仕掛けはシンプルがおすすめ
今回のタックルは、竿がクエ竿30号に、リールはレバードラグリール40番を使用しました。仕掛けは、道糸がPEライン15号にショックリーダーが20号、リーダーは22号を選択しました。
ハリはクエバリの30号にショックリーダー間に誘導天秤とビーズとクッションを通すといったシンプルな仕掛けです。鉛は天秤に直付けして、根がかりした時に鉛だけ取れるように対策しました。
誘導天秤を使用することで、根がかっても高確率で外すことができるのでおすすめです。
早々に2kg級クエがヒット!
狙うポイントとしては、海底の落ち込みやカケアガリなど変化が大きいところが基本となるでしょう。また潮の溜まる場所にマキエが入りやすいのでこちらも狙い目だとおもいます。
釣りを開始して魚の反応が一番あるポイントを何度も打ち返して探りました。
アワせると力強い引きで楽しませてくれます。慎重にやりとりをし、浮上したのは2kgないクエです。早々の本命キャッチに嬉しさと、数釣りへの期待が膨らみます。

同じポイントでクエ連発!
その後、同じポイントに仕掛けを入れ待っているとすぐにアタリがきました。1尾目と同じように、しっかり竿が舞い込むまで待ちました。
気持ちのよい舞い込みと同時にアワせると、これまたクエだと確信し、やりとりを楽しみます。先程より少しサイズアップしましたが2kgないクエです。

当日最大2.2kgクエ浮上!
そして、さすがに3回目はないだろうとおもいながらも仕掛けを入れて待ちます。反応が全くない時間が続き、仕掛けを入れ直そうと竿を煽った瞬間に、ズッシリとしたアタリがきました。
すかさずアワせると、間違いなく今日一のクエです。足元の根に向かって力強く引き込み、楽しませてくれ浮上したのは当日最大の2.2kgのクエでした。

その後しばらく粘りましたが風も強くなったので早めに納竿をして釣り場を後にしました。

強い引きを堪能
一晩に一回アタリがあれば良いと言われるくらいチャンスが少ないクエ釣りですが、時には今回のようにアタリが連発することもあるのでやりこんでいくと、その魅力に取り憑かれるでしょう。

2kg前後の小型の個体でも、その引きは力強く釣った時の達成感は計り知れないでしょう。夜釣りシーズンはまだまだ続くので豪快な釣りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

<多賀英二/TSURINEWSライター>
