大阪湾奥の人気釣りスポット「南港魚つり園」では、豆サイズから小型のアジやサバが入れ食い状態。筆者は7月18日、現地の様子を確かめるべくサビキ調査に出向いた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・夕日とぼうず)
「南港魚つり園」でサビキ釣り
筆者が前回「南港魚つり園」へサビキ釣りに訪れたのは6月30日。豆アジを狙って小型のサビキ仕掛けを投入すると、15~20cm級のグレが掛かり、ハリスをぶっちぎられる事態に。
仕方なく大きめの号数のまま釣りを続けた結果、25cmを筆頭にグレ7匹、ガシラ1匹、本命の豆アジ4匹、豆サバ2匹という釣果で終えた。そして迎えた今回、7月18日。事前情報では豆アジやサバがポツポツと釣れているとのこと。
筆者は15時12分に園内へ入り、涼しさの増す夕まずめを狙ってサビキ釣りを開始。今回は「豆アジ・イワシ ケイムラサビキ(針5号・ハリス1号)」(まるふじ)を使用し、アミエビ2ブロック(16切)でじっくり4時間勝負に挑んだ。

序盤から入れ食い!
吸い込みバケツにアミブロックを入れ、海水で少しずつ溶かしながら、テンポよくコマセを投入。開始3投目、中層からボトムへと仕掛けを落とし込んでいる最中、竿先にブルブルッと小気味よいアタリ。上がってきたのは、豆アジより一回り大きい小アジだった。

ここから怒涛の入れ食いタイムがスタート。フォール中にほぼ毎投ヒットし、中層の反応が特に良かった。
群れがまとまって寄ってきたようで、時には2連・3連・4連の“こいのぼり”状態も連発。

夕方にもアジ入れ食い
その後も好調は続く。17時を過ぎたあたりからサバの姿が減り、代わってアジが本格的に回遊し始めた。仕掛けを投入すれば中層で必中。針を外してクーラーに入れ、また投入――まるで「アジ釣り作業員」状態。陽が傾くにつれ、気持ちサイズも少しずつアップし、閉園時間まで入れ食い状態が続いた。
最終釣果
この日の最終釣果は、アジ100匹、サバ78匹、イワシ1匹、サッパ1匹。合計180匹という、サビキ釣りとしては申し分のない大満足の結果となった。魚たちは、これからさらにサイズアップしていく季節。より引き味の強いアジ・サバに期待しつつ、次回の釣行が今から待ち遠しい。

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<夕日とぼうず/TSURINEWSライター>
