猛暑続きの7月23日(水)、涼しい朝のうちにと神奈川県横浜市の本牧海づり施設へ。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・野田栄)

本牧海づり施設のちょい投げ釣りで20cmを筆頭にシロギス28...の画像はこちら >>

本牧海づり公園でちょい投げ釣り

孫たちと7時前に入場。沖桟橋は入口手前から埋まっていて、先端近くの内側に空きが少しある程度。

新護岸は空いていたが、シロギス狙いで旧護岸奥側に釣り座を構える。

1投目、小学6年の丈くんが「アタリがあったよ」とリーリング。人差し指サイズのカサゴを釣り上げると、「大きくなれよ」と声がけしてリリース。

その5分後、今度は4年の佑くんが目の前の足下までリールを巻くと、シロギスの姿を確認したとたん、抜き上げでバラしてまう。アワセを入れなかったのが原因なので、しっかり竿を立ててハリ掛かりさせるか、2、3度プルプルしたアタリを見送り、ハリを飲み込ませる作戦を伝授。

本牧海づり施設のちょい投げ釣りで20cmを筆頭にシロギス28尾を手中【神奈川】
本牧海づり施設のちょい投げ釣りで20cmを筆頭にシロギス28尾を手中【神奈川】
シロギス好調(提供:週刊つりニュース関東版APC・野田栄)

その後、投入ごとにアタリがあり、エサだけ取られることもあったが、10~20cmシロギスがぽつぽつ釣れてくる。ほとんどハリを飲まれて上がってくるので、活性は高い感じ。

手返しよくやれば、入れ食いになりそうな気配だが、おにぎりを食べたりと、ピクニック気分で楽しんでいる。

タコ狙いは不発

私はタコを狙って、テンヤ仕掛けをキャストし探るが、乗りアタリはまったくない。当日は大潮で、9時46分が干潮いっぱいなので、タコエギで足下を探っている人も釣れている気配はなし。

施設スタッフが巡回で来たので近況を聞くと、「朝イチ、沖桟橋でアジが釣れていたが、シコイワシはダメ。新護岸でウルメイワシが少し、施設全体で、ピンギス主体で釣れている」と言う。

周りの人のバケツをのぞくと、みなさんシロギスが泳いでいる。

隣で足下の根魚を狙っている人にもキスが釣れて、辺り一面シロギスの群れが入っているようだ。

小型でもアタリは大きく、初心者にもわかりやすい。どうやら産卵の乗っ込みで浅場に群れているようで、チョイ投げで十分釣れる。孫たちも慣れてきたが、エサを使い切って終了。

アミのまきエサを持参していたので、このあと沖桟橋へ移動。入口すぐの内側でサビキ仕掛けをだす。

釣り番組の生中継

10時過ぎ、私がパーソナリティをしているラジオの釣り番組の生中継。

近くの学生グループにインタビューすると「埼玉から来ました。みんな釣り初心者です」と話す。孫たちは「シロギスは簡単に釣れたよ。まだまだ釣れたけど、エサがなくなっちゃった。サビキはまだ釣れてない」とコメント。周囲の人たちも釣れている気配はないので、現場のシチュエーションを伝え無事終了。

本牧海づり施設のちょい投げ釣りで20cmを筆頭にシロギス28尾を手中【神奈川】
本牧海づり施設のちょい投げ釣りで20cmを筆頭にシロギス28尾を手中【神奈川】
カサゴも釣れたよ(提供:週刊つりニュース関東版APC・野田栄)

その後、さきほどの学生にレクチャーするが、付け足しオモリやヨリモドシの予備を持参してないので提供。「潮が動きだせば群れが来るので、それまでエサ撒きしながら待つように」と説明。

15分後、海面下に数百尾のボラの大群がヒラを打ちながら右往左往し始めた。しかし、この群れはまきエサを追わずヒットせず。

シロギス28尾キープ

40cmオーバーのダツや、10cmほどのサヨリの群れも確認できたが、まだ小さくて釣りの対象にはならず。暑くなったので、11時前に退場した。

キープしたのは、13~20cmシロギス28尾。同施設は簡単に楽しめるので、暑さ対策を万全にして出かけてみよう。日によって、20時まで延長営業するので、夕マヅメから狙うのもいいかも。

<週刊つりニュース関東版PC・野田栄/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース関東版』2025年8月8日号に掲載された記事を再編集したものになります。

編集部おすすめ