7月上旬、神奈川県を流れる相模川の圏央道高架下エリアに鮎ルアー釣りに行って来た。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版・平賀精一)
相模川でアユルアー釣り
相模川の圏央道高架下エリアのポイントは瀬、平瀬、チャラ瀬などさまざまなポイントがあり、いろいろな攻め方ができる場所。

また、高架下には広めの駐車スペースがあり、その前から河原に降りられるのでエントリーも楽々。
人気の昭和橋下流や上依知青少年広場のポイントに比べると小型中心となるが、良型も絡んでくるので油断はできない。

この日も瀬の際を攻めていると、ガツガツガツンと手元にくるアタリとともに竿が絞られ、竿をためた瞬間にイカリのハリスが途中から飛ばされた。
コロガシ釣りの人も居て20cm以上はあるアユを釣り上げていたほか、かなり竿を絞られたままバレてしまっている人もいた。

鮎ルアータックル
12時に入川。まずは右岸側の分流の狭めの瀬とチャラ瀬を攻めてみることに。
タックルは舞香S96M-solid、リールはルビアスLT2500S‐XHにラインは鮎ルアーAMSフロロカーボンラインの4lb、ルアーはAYUINGMINNOW94SFに一角ライト6号の4本イカリ。

色々なポイントがあり面白い
狭めのポイントなので岸際をゆっくりと静かに歩く。川の中を見ると、大きくはないがギラギラとアユがハんでるのが見える。軽く対岸にキャストしてドリフトさせる。
しばらくすると、ルアーが岸際に帰って来る瞬間に手元の振動とともに飛ばされた。小型ではあったがルアーが飛ばされた瞬間の衝撃が楽しい!
今度は瀬の少し深くなった場所でルアーにアタックされ、ココンとしたアタリがあったが掛からなかった。そこで同じ場所にルアーをステイさせてみる。
しばらく泳がせてると、ココッコーンと竿先が引ったくられるようなアタリ。「きた!気持ちいいー」とやりとりして上げると「ん?」何やら鮮やかな色。オイカワがアタックしてきたようだ。それにしてもいい当たりだった(笑)。

4尾連続ヒット
その後はチャラ瀬に移動して2尾の本命をキャッチ。どれもルアーを飛ばすいいアタリ。ただ、魚のギラギラと見える量に比べると、掛かってくる魚が少ない。
釣り歩いて本流に出ると、平瀬になっていた。そこにも多数の魚影は見えるが、なかなか掛からない。
それでも、本流からもう1本分流として落ちていく下流の合流点の少し先の瀬の際でアタった。先に述べたハリスを切られたアタリだ。悔しくて周辺を丹念に攻めたが、もうその当たりの主は掛からなかった。
気を取り直して本流に戻り、平瀬から瀬に向かう肩でプチ入れ掛かり。
最終釣果
同行者と合流したところ同じようにピタッと掛からなくなっていたようなので、16時前に納竿し私は9尾、同行者は8尾の釣果だった。
混雑したポイントで少し嫌になってしまっている人がいたら、ぜひ行ってもらいたい。

<週刊つりニュース関東版平賀精一/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース関東版』2025年8月15日号に掲載された記事を再編集したものになります。
