大阪南港魚つり園で、7月28日にアジ・サバの調査釣行を実施した。前回18日の爆釣から10日後の状況確認となったが、魚は依然好調。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・夕日とぼうず)
10日前は爆釣
前回7月18日の釣行は、まさに“爆釣日”。16時前に釣りを開始すると、豆アジや豆~小サバが毎投ヒット。サビキ仕掛けに同時に複数匹が掛かる「こいのぼり状態」も頻発し、終わってみればアジ100匹、サバ78匹、イワシとサッパが1匹ずつの計180匹という釣果になった。
使用したサビキ仕掛け
使ったのは、「豆アジ・イワシ ケイムラサビキ(針5号・ハリス1号)」。細仕掛けが小型魚の警戒心を抑え、食い込みも良く、数釣りには最適だったと思える。

群れの接岸時間とも合致し、条件が揃ったことが好結果につながったといえそうだ。この釣果を受け、この日7月28日も同じ仕掛けを準備。群れの状況や魚の成長具合、再現性を検証する目的で臨んだ。

風対策で鉄カゴを使用
この日は風が強く、軽量なプラカゴでは狙ったタナまで沈めにくいため、鉄製ドンブリカゴ20号を使用。水中での姿勢が安定し、風に流されにくいため、底までしっかり落として狙える。エサは釣り場売店で購入したアミエビ(800円)だ。
1投目は17時8分。仕掛けをフォールさせながら底まで送り込み、数秒ステイすると小アジがヒット。
ただ、魚は確実にいる印象で、タナや誘い方を意識すれば十分拾える状況だった。鉄カゴの重量を活かし、フォール速度やタナをコントロールできる点が、この日の釣りには非常に有効だった。

フォールで小アジが連発
この日、「竿下げフォール」にアタリが集中した。仕掛けを落としつつ、狙いたい層で糸を指で止め、竿をゆっくり下げて魚を誘う。主に反応が良かった中層に狙いを定め、着底まで誘いを入れながら落とすイメージで続けた。この釣り方で、主に10~13cmの小アジがポツリポツリ釣れた。
豆アジや小サバも少数混じったが、小アジがメインで、全体の8割以上を占めた。18時を過ぎるとアタリはほぼなくなり、最後のヒットは18時25分。最終釣果はアジ24匹、サバ2匹。数こそ前回に及ばなかったが、処理しやすい量で、ほどよく満足できる釣行となった。
魚が成長段階にある今後は、さらなるサイズアップや群れの再接岸にも期待したい。引き続き、夕まずめを中心に狙っていきたい。

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<夕日とぼうず/TSURINEWSライター>
