和歌山の紀北エリアで夕マズメのライトゲームに挑戦した。ショアジギングではエソやコサバが中心で本命のアジは不在。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)
和歌山でライトゲーム釣行
週末の日曜日、夕マズメを目指して和歌山の紀北エリアへと釣行することにした。前日の予報によると曇り空とのことでそろそろ夏の魚が動き出してくる頃なのでその調査も兼ねて元ホームのポイントに向かった。
連日、暑い日が続き流石にポイントには誰一人おらず貸し切り状態。狙いの波止の先端に陣取って準備する。
ショアジギング用にブリーデンの85PEスペシャル・ホウリアイランドとアジング用の34のSFR-51の2セットを準備。
ショアジギング開始
まずはショアジギングで回遊系の魚を狙ってみる事にする。ショアジギングと言っても20gをMAXとしたウルトラライトショアジギングでメタルマル19gやジャッカルのラスパティーン20gをメインに湾の水道を中心にキャストしていく。
潮の流れは比較的あり雰囲気的にも悪くない。ボトムから巻き上げるとドンとヒット!しかし、アタリの割に引きが弱い。ほぼ抵抗なしに上がってくるのはショアジギングでの税金といわれているエソが中心だ。
ボトムを取って探ってくるとエソ、表層付近をリトリーブで流してみるとコサバが時折追いかけて来る程度であった。本来の狙いであった夏の定番マルアジは回遊すらなく時間だけが虚しく過ぎて行った。
アジングでムツがヒット
ショアジギングが芳しくないのでアジングに切り替えてみる。まずはシャローエリアからサーチしてみる事にした。0.8gのジグヘッドにmozuのセラビートをセットして消波ブロック帯を探るとヒット!幸先がいいと思っていたら……。アジではなくムツであった。
ここ最近和歌山エリアでは雨後だとムツが良く釣れる。持って帰るには小さすぎるのでリリースする。しかし、チェックすれどもヒットするのはムツばかり。
アジ自体のチェイスはあるのだが口の小さい小アジより口の大きいムツの方が確実にフッキングしてしまう。そこでセラビートの頭の窪みの部分でカットしてジグヘッドを0.6gに落とす。
本命のアジをキャッチ
豆アジの反応が多かった表層付近を重点的に引いてみることにした。やはりまだルアーのサイズが大きいようでアタリが出るもフッキングが出来ない。それでもワームのサイズを落としたりするとアピール力が下がるようでバイトしてこない事も多い。
しつこく攻めているとやっとヒット。小アジであるが本日最初のアジである。
20cm級アジを手中
湾奥のポイントへ到着。このポイントでは建物の常夜灯周りが釣れるポイントだ。ワームをここではクローバー2inにチェンジして一度明暗の境までキャスト。そこから5カウント、10カウント、15カウントに分けてそれぞれのレンジをサーチする。
比較的浅いカウントではアタリは出なかったがフルキャストからの15カウントでヒット。やはり湾奥のライト周りは魚が付いていた。サイズも20cmクラスの満足サイズだ。
喜んでいたのも束の間、写真を撮っているとポツポツと雨粒が落ちて来た。これくらいなら大丈夫か。
<福岡崇史/TSURINEWSライター>
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